2005|01|25 |
中高は自分で席を選ぶことはできないが、大学は自由だ(よね?)。
必ず廊下側に近い、一番後ろを陣取った。
もちろんそのへんが居心地がいい、というのもあるが別の理由もあった。
今やオレがIT関連(めっちゃ広義だが)にいても誰も驚かないが、
20代半ばまでほとんど肉体労働者だった僕が今の会社に入るときは
「できんの?」とさんざん言われたっけ。
今の会社に入る前は酒問屋に2年いた。
配送のトラック、運ちゃんがいて、荷物を積み込む作業を手伝ったり、
トラックが出払ったら10tトラックとかで荷が定期的に入ってくるんで
それをリフト使ってパレットごと降ろして倉庫に格納したり。
免許などないがリフトも自由に乗らせてもらえた。
時々ブシッと一番下のケースにぶっ刺してビールシャワーしてしまうこともあったが、大概謝って許された。
で、年末とかかきいれどきには運ちゃん1人の配送(通常午前午後の2回だがそれが3回になったりする)では大変なことがあり、
助手席に乗せられ、配送を手伝うケースがある。
これが実にイヤだった。
東京の道は混んでるしね。
ある年末、声がかかり、「助手席乗ってくれ」とかなりじいちゃんな上の
人から言われたが、結構迷ったあげく断った。
仕方がないのでそのじいちゃんが助手席に乗った。
オレが乗らなかったばかりにじいちゃん大変な目に遭わせてしまったなと
罪悪感を感じた当時の僕。
しかし身を守ろうとしただけなので仕方ねーよ、という気持ち。
でもな、罪悪感の方が勝っていたんだな。
その頃は倉庫内ではベースボールキャップをかぶっていたのだが、
あるとき美容院で円形脱毛症という症状があることを聞かされた。
いつもキャップをかぶってたので気付かなかったのだ。
まじかよ!
結構でかいのが2つくらい。
割と後方だったからそれほど目立たなかったけど人生初経験。
びびったよまじで。
触ったらキュッキュッって言いそうだし。
で、皮膚科に通った。
ハゲ自体は速攻治ったが、友人(現名古屋在住)が心配して、
割と近くの神経内科を探してくれた。
こころの症状について一部の人間には話していたのだが、
こうして体に如実に現れたことで「こりゃまじだな」と真剣に
考えてくれたわけだ。
ま、まじうれしかったね。
(なかなか核心を語れずつづく)
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