2006|09|30-7
さて、僕の会社員時代総決算もこれで最後です。

個人が特定できないよう配慮しつつ。
同僚、元同僚、パートナーさんから頂戴したメールを一部抜粋し、掲載させていただきます。

何にも代え難い宝物です。
これを糧に苦しいとき、それを乗り越えていこうと思います。

Hi Kaz-san!

(中略)

同じ時代に一緒に戦ったら面白かっただろうなーって想像しました。

(中略)

Kaz-sanはとてもハーティーで心強い先輩だなーーーと改めて思っています。
ここ2日マジでブルー。。。

Kaz,

12年間お疲れ様でした。
Kazがいなければ今の○○○は無かったと思います。
もちろん今いるみんなもそうですが。

(中略)

さて、将来をかけようと思うことが見つかるのは幸せな事だと思います。
何があってもチャレンジすべきだと思いますよ。
先のことなんて誰にもわからないし、そもそも○○○に先があるかどうかもわか ならいですし。

(中略)

Kazが有名になった時に、「元○○○の社員」って堂々と言える会社にしておきたいですね。

(中略)

陰ながら応援してますので、頑張ってください!

kazuhiro,

長い間お疲れ様でした。

2001年のレイオフの時、PMがみんないなくなってどうなるんだろうと思いましたが、kazuhiroがしっかりと支えてくれていた印象が思い出されます。確かにkazuhiroとは仕事上の接点はなかったけど、○○○さんからたまに比較対象とされていましたので何となく心の中では近い感覚を持っています。
そうか、夢に向かって進む為に辞めるんだね。夢があるって私の様な人間からすると羨ましい限りです。夢はいつでも持つことができるんだろうけど、実現するにはタイミングが重要になるよね。kazuhiroはその時が今なんだね。

(中略)

kazuhiroの成功を願っています。
応援します。

熱いメールありがとう。

(中略)

一番○○○を愛していた人が辞めてしまって非常に残念です。
しかし○○○を嫌いになった訳では無く、自分の一番やりたい事を実行するのであれば、応援したいと思います。

Red Pop Accidents 武道館コンサートの最前列に招待される事を夢見て。

俺が kaz の親だったら「止めてくれ」って言うかもしれないけど。

Kaz,

まずは、長い間本当にお疲れ様でした。
○○○→○○○と紆余曲折しながらも、KazはいつもKazらしくポリシーを持ってやっている姿を見ると僕自身も励まされました。

Kazが僕に持っていた印象は、実は僕がKazに持っていた印象に近かったような気がします。

(中略)

kazが辞めた事は僕にとってはきっとKazが思っている以上に驚きでもありました。

でも、Kazが決断して道を決めた事は心の底から応援したいと思っています。CD買って物理的にも応援しますよ^^;

思えば、○○○に入社して××で△△△からKazは多少癖があるからあまり気にしないように^^;(△△△の方が癖がある気も...)とか言われて最初どんな感じの人かと思ってましたが、僕としてはKazのスタイルはすごく好感が持てたしこういう人がいる会社も面白いと思ったりしていました。

そういう意味では、本当に残念ですがKazが選んだ道は厳しいけど絶対に後で後悔はしないだろうなと、羨ましく思ったりもします。

(中略)

Kazへ

まずはお疲れ様でした。&新しい船出おめでとうです。

(中略)

自分も○○○が好きで、一度レイオフされたにも関わらず出戻ってきたのですが、あまりに違う会社になっていてビックリした事を昨日の様に思い出します。
でも、開発の連中とKazは相変わらずでもの凄く嬉しかった事も覚えています。

Kazが居なくなるのは寂しいですが、すぐにテレビで見れる様になれるとの事なので楽しみにしています(笑)

丁寧なメール有難うございます。

(中略)

自分の夢に正直に立ち向かうのは素晴らしいことだと本当に思います。あえて、一言差し上げるなら、「才能とは自分自身を信じる力だ」と思っています。

(中略)

個人的なことで言えば、Kazさんが○○○からいなくなるのは痛手ですが、やっぱり知り合いが輝いているほうが全然嬉しいですからね。
どこかで僕もお役に立てることがあるかもしれません。
長い人生、様々な接点はあると僕は思っています。
わざわざメールで挨拶をしてくれたことに感謝です。

(中略)

kaz,

本当*2にお疲れ様でした。

12年も○○○にいたんですね(失礼しました)。
(中略)

自分も転職し、転職する人も限りなく見てきて、不満を持ってその会社を辞める のを見るのはやはり辛いですし、何とかしたいと思い、Kazに理由を聞いたので すが、前向きな理由だったので、引き留めもしませんでした。会社人としては失 格ですが...

やりたいことがあるなら、あまり考えず行動した方がいいと思います。やらな かった後悔より、やった後悔の方が気持ちいいでしょう。ゴメン、なんか失敗前 提の言い方ですが。

Kazが言う通り、畑は違っても○○○の12年が、今後の活動にプラスになると思 います。▲▲▲に燃えたように、再び燃えてください。多分、何にでも山があり、 ん〜〜〜っこれでいいや、と妥協せず、本当に自分ができる限界までがんばって ください。Kazが進もうとしている道は素人なので分かりませんが、企業と違い ゴールは色々あると思います。自分が取りあえず目指すゴールに向かって突き進 んでください。それを実現して、またゴールを見つけて突き進んでください。健 闘を祈ります。

本当*4にお疲れ様でした。

Kaz-san

お疲れ様でした。

半年という短い期間でしたが、本当にお世話になりました。
□□□を何も知らない状態で入った私の質問に丁寧に答えてくださって、ほんと嬉しかったです。
○○○さんの送別会の時、僕がKaz-sanのことを「かっこいい」って言ったの覚えていますか?
ほんとお世辞でもなんでもなく、素直な思いでした。
はっきりとはわかりませんが、その時は特にファッション面でかっこいいなと思ってたのですがそれだけじゃありませんでしたね。 
生き方が格好良かったんですね。
今回の退職でそれを強く感じました。

成功するとか失敗するとかは、実力だけ決まることではなく、運とかタイミングとかで結果が生まれる、チャレンジするとか、自分の信念を突き通すというのは その人の実力(かっこよさ)だと僕は思います。

それを実践できたKaz-sanはまさに「かっこいい」と思います。
これから踏み込む世界は結果を求められると思います。
それによって収入や名声も変わってくると思います。
でもそれだけじゃないと思います。

私は、でかいことがやりたい、と思って○○○に入りましたがまだ何もできなくて「かっこわるい」です。
でもKaz-sanみたいにチャレンジします。
そして困ったことがあったらKaz-sanに相談します!

最近バタバタと何名か退職されましたが、Kaz-sanが辞めると聞いたときは、 なんかとても寂しかったです。

頑張ってください、陰ながら応援しています。
またお会いできることを楽しみにしています。

To Kaz-san

仕事中にメール読んでたら、なんだか目頭が熱くなってきた・・・。
▲▲▲のときも同じ思いだったけど、ずっと○○○を支えてきた人たちがいなくなるのは、さみしいっていうより恐怖に近いものを感じます。これから大丈夫なのかなと。

(中略)

.......弟さんが実家にいて今でもプロを目指していたりっていうのをずっと見てきたから、Kaz-sanの決断は本当にすごいって思うし陰ながらまじで応援してるけど、会社のこと考えてたら素直にコメントできなかった。

今までKaz-san以上にわかりやすいプレゼンを作る人って、見たことないし、パッケージや壁紙のデザインとか、外注するよりいいものできるし
こういうセンスって、確かに努力すれば少しは変わるのかもしれないけど やっぱり持って生まれた資質だと思うから、そういう才能を持って生まれた 人は、それを活かす方向へ進むのがいいんだよね。
○○○のKaz-sanのポジションでも、十分それは発揮されていたと思うけど 好きな道にそれを活かせるなら、それは最高だと思う。
「未来のことなんてどんなに考えてもわからないんだから、心配するだけ無駄!」というのが、私の理念です。よく旦那にも言ってます。
やりたいことがあって、それに向かって進めるって幸せだと思うから、絶対がんばってください。CDの売り上げに協力することくらいはできるから。

今まで本当にどうもありがとうございました。
Kaz-sanと一緒にお仕事できて良かったです。
今後もmixにおじゃまします。あと、仕事の相談もするかも。
私の忘れた頃に書く日記も、たまにのぞいてください。

kazuhiro

くーっ!泣かせるねぇ〜

(中略)

やりたいことがあるっていうのは、すばらしいことだと思う。
そういうの見つけられる人、見つけて踏み出せる人って、そうそういる訳ではないからね。
うらやましい。
夢かなえてほしいと思うし、陰ながら応援してるので、頑張ってくださいね。

お疲れさまでした。
いろいろ、ありがと。

kaz-sanへ

こんちわっ。メールありがとね〜

(中略)

kaz-sanが○○○愛してたことは十分にわかってたよ。
そのkaz-sanが○○○辞めるってのはよっぽど何かあったんだぁって思った位だし。
でも話を聞いたら音楽の世界に集中するためのポジティブな退職だったからとりあえず一安心。

kaz-sanが○○○に入り立ての頃(正確には○○○じゃないんだっけ?) 店頭で販売をやってたって聞いてすごいビックリした記憶がある。
むかしからPMとしてばりばりやってきた人だと思ってたし、実際そういうオーラ が出てたからね(笑)
そういう下積み時代(?)に色々吸収したり、kaz-sanならではの探求心があって はい上がってきたと思うから、土俵が違ってもkaz-sanならきっと大丈夫!!
せっかくやるなら「昔この人と同じ職場で働いてたんだぁ」って自慢できる位の スゴイ人になってよね ;-)

kaz-san

どうも□□□です。あつーいメッセージに何だか感動しました。
夢に向かって頑張って下さい!

(中略)

将来テレビでKazさんの姿を見つけ、「俺この人知ってる!」って皆に自慢できる日が来ることを楽しみにしてます。でも有名になっても、「キミ誰?知らないけど」なんて言わないで下さいね。

僕はコブクロが好きでよく聞きます。彼らの歌って何気にアツくて好きなんです。今回Kazさんの退職の話を聞いて真っ先に思い浮かんだのは彼らが馬場俊英の歌をカバーして歌っている「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のこの(↓)歌詞。。。

...でももう迷うこと無いぜ もう答えは胸の中
信じるのさ 信じるのさ 10本の指と6本のストリングス...

自分を信じて頑張って下さいね!

kaz-san

気持ちのこもったメールありがとうございます。
そして、改めまして長い間お疲れさまでした。

先のことを考えると、とても不安になります。
といって、過去を振り返れば後悔ばかり・・・
だから、私も一切考えないようにしています。
今何をしたいか、今何をするべきか・・・
後先ではなく「今」が一番大切ですよね。

そんな風に考えられるようになったのは、kaz-sanが○○○から学んだように、私も仕事からです。
仕事を通していろいろな人と出会い、考え方が変わりました。
そして、「今の考えなら、今度はやれる!」って思えるようになりました。

何かの本で読んだんですが、人が何かに挑戦しようとしたとき、あきらめるまでトライする回数の平均って何回だと思いますか?
答えは「一回未満」だそうです。
つまり、多くの人は一度も挑戦することなくあきらめてしまうということです。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」(スラムダンクをパクってみました)
私もkaz-sanのようにチャレンジします。
お互いがんばりましょう。
kaz-sanに幸運を!!

Kaz,

メールありがとうございます。
正直 Kaz の件は、ビックリしましたし、私としてはショックです。

(中略)

まぁ、もともとリソース的に無理があったと思います。なのに Kaz はよくやってたと思います。

(中略)

今後も何か集まりがあれば、声かけますねぇ。
やはり何でもそうですが、最後は人だと思いますので。

とにかく、おつかれさまでした。
kaz, □□□と昔からいる○○○の血が消えてしまうのは悲しいのですが...
夢の実現!陰ながら応援しています。
こんな時間なのでとても簡単ですが、きっとまたどこかで会えると思うので(^^;

#kazがどんな曲を書いているのか聴いてみたいなぁ
#どこからかダウンロードできないの:-)

(中略)

この世界広いようで狭いので、例え別の道に行ったとして、どこかでまた繋がる かもしれませんし。その時には、またよろしくね。CD代位ならいつでも応援する ので、売れ悩んだら言ってね (笑)

kaz-san,

丁寧なメール頂きましてありがとうございます。
kazさんと最初に話しをしたのは飛行機の横でした。

(中略)

正直言ってkazさんが辞めてしまう事はショックでした。
最近、急にいろんな人が辞めてしまう事にもビックリしていた 事もありましたがまさかkazさんまでって感じです。
ただ心境は少なからず理解できる気はします。

kazさんがいなくなり▲▲▲はどうなってしまうんだろう?
って不安になってしまいます。kazさんが▲▲▲に込めていた情熱はとても伝わってきたのでその情熱は多分、誰も継承出来ないんだろうなって思います。

CDとか何かイベントに出るときは必ず連絡下さい。
っていうか今度飲みにでもいきましょう!
kazさんがブラウン管に出る時を楽しみにしています。

Kaz-san

ご無沙汰しております。ご連絡、ありがとうございます!

ご英断、とでもいうのでしょうか、とっても素敵な選択ですね。
私も元プロ志向ミュージシャン(笑)としては、色々お考えになったと思いますが、 きっと後悔しない、むしろKazさんの人生にとってはよい決断になろうかと思います。すこし、うらやましいです。

(中略)

Kaz さん、

ご無沙汰しております、ご連絡有難うございます。○○○です。

Kazさんのステージは何度かいっちゃいましたが、歌の前のMCなどもいいです よね。歌も素敵だし、このような舞台がある事は素晴らしいなと思いました。
誰にでもある機会ではないので、ぜひ思い切って目指してください!
社会で培った技術(プロダクトマーケティング)や嫌な思いも、きっと音楽業界でも生きるはずだと思います。

Kaz-san

心機一転おめでとう!

製品プロデュースやプロモーションのセンスも好きなのでちと残念な部分もありますがやっぱり歌っているkaz-sanは格別ですよ。
○○○社さんにはあきらめてもらうしかないな。

(中略)

かずひろ
ご無沙汰だね。○○○です。

かずひろが「辞めよう」と思うのだから、いろいろあったんだと思ったけど、結構単純な事でよかった。

人生一度だから、やりたい事をやればいいよ!
なかなかやれない人が多いんだから。

(中略)

Kazuhiro,

いよいよスタートだね。

人生を輝かせるのも、くすませるのも自分次第だと思う。

自分の道を歩み続ける人は必ず輝くと思うし、
自分の人生に満足できると思う。

それこそが、最高の親孝行だと思うし、
子供や後輩たちに残すべきものだと思う。

GoodLuck!

kazさん。

こんにちは。お疲れ様です。
丁寧なご挨拶をいただき、ありがとうございます。
突然、退職されたと聞いて非常に驚いています。
今月は、0.5人月ほど○○○にお邪魔していますが、
kazさんのいない○○○は、なにか違和感があります。

(中略)

Hi! Kaz,

It's pity to learn this news on the rainy day.
Nevertheless, I believe you must have made your good choice for future career planning.

I'd also like to appreciate your kind cooperation extending to me and our company.
Without your support, I'm afraid △△△ will be still anonymous.....

Anyway, let's keep in touch after you settle down your new job.
Wishing you a promising future!

完璧な英語での通知メールをいただきありがとうございます。
さて、弊社と○○○との協力において、色々お世話になりまして誠に感謝 しております。

また、××様とのご協力はこちらこそ大きな楽しみとなりました。
現在、○○○から退職されることは個人的には残念と考えておりますが、

(中略)

Hi Kaz - I am sorry that we will not have a chance to work together in the future. It has been a pleasure. I sincerely appreciate all your efforts and support.

The best of luck to you in your future endeavors.

Kazuhiro-san!

I have enjoyed working with you as well, and I hope that you will be successful whereever you are going. We will be releasing our □□□ product shortly, and hope that it will do well. Hopefully we will have a better rpesence in Japan as a result as well.

Hi Kaz,

It's been a pleasure to work with you and I hope you will have good luck in your future plans. Domou arigatougozaimasu! Gambatte kudasai!

このたびはご退職とのことで、長年○○○業界で活躍されていた××さんが ○○○社でお会いできなくなることは寂しい気もしますが、 今後どのような業界に行かれるのかわかりませんが、益々ご活躍される ことを期待しております。

(中略)

大変びっくしりいたしました。××さんにはなかなか合格点をもらえ なかった▲▲▲ですが、いろいろと勉強させて頂きました。

(中略)

(中略)

○○○を退職されるとのこと、びっくりいたしました。
これまで、■■■関係で××様には大変お世話になり、大変感謝しております。
本当にありがとうございました。

(中略)

Hey Kaz -

It's been great working with you. Where are you going? I wish you the best of luck in whatever you are doing, and I hope we have the opportunity to work together in the future.

(返信後)

Hey Kaz - That's great news! I'd love to hear your music. Do you happen to have anything online yet?


ありがとう。
Thank you soooooooooooo much.


2006|09|30-6
時は今年7月。
僕は営業じゃないんで、スーツ着用はお客さんの会社でミーティングを行う際、 製品発表会などかなり限られており(別に着たかったら毎日着てもいいけど、 基本スーツだと仕事がしづらい人間なんで)、そのため今まで一応自分なりに 厳選に厳選を重ねた一張羅で乗り切ってきていた。
さすがにそろそろもう1着買おうかなとふと思い、即購入。

すっかり新生活はスタートしてますが、実は昨日が正式な退職日でした。
一応メールチェックなど毎日でないにしろ、しておいてほしいとかの要望もあり、 会社のPCも自宅にあったんだけど、保険証やセキュリティカード等とともに返却。



そして、今後の手続きについて聞いて、小田急OXで買った「成城散歩」とかいう 食ったこともないので味は保証できない(大丈夫大丈夫)饅頭をいる人間に 1人1人回って挨拶したり。
有志による花束もいただきました。


サンキュー!!!!!

会社自体は慢性的な人手不足もあり、みなのモチベーションが心配ですが、 キライで辞めるわけでもないのでがんばってほしいものです。
後任は探しているようですが、適任者がまだ見つからないとかで、直の引き継ぎは 結局できなかったです。

最終日。
当初は普段着で、と何も考えず思っていた。
夕方ちょっと顔出してものの1時間程度滞在するのみってのもあって。
冒頭のスーツ。
この業界から、というより俗に言う会社員というものを卒業したからには、二度と着ないかもしれない。それもカッコいいかもとアホな考えがよぎったりもし。
結局は、まだ買って一度も着ていないスーツを社会人最後の日だけ着るというのも カッコいいぞと、これまたアホな考えがよぎり、結局こっちを選択。
しかし、おろしたてのスーツは結構厄介。
いろんなところに糸がついてるんで、せこせこと剥がすのに時間を食いながら、 1ヶ月半ぶりの会社へ。
一応こだわって、シャツもネクタイも最もお気に入りの1つをチョイス。
スーツ姿最後かも(いい加減やかましい!)とタバコ部屋で何人かのエンジニアと 撮影タイム。





この日は元同じ部署の同僚(女)が退職するんで、その送別会。
女4人+オレ1人っていうへんとこな構図だが。。
二次会でさっと抜けだし、プレゼントを買いに。
元々その子にはあの本(どれ)をあげようと思ってたんだけど、地元の3軒の本屋で 見つけられず、渋谷、駅近くの本屋でも見つけられず、用意できてなかったのだ。
Book 1stでゲット。
オレと同じく今日が最終日の同僚には花をプレゼント。

さよならIT業界
さよなら会社員生活
さよなら今までのオレ

終わった。

You say good bye and I say hello
(Hello, Goodbye/The Beatles)




2006|09|30-5
こんなことも稀にあるんだね、って感じで聞いてほしいんだけど、 先日ネットオークションでまがい物を掴まされました。
定価27,000円くらいのDVD10枚組BOXです。
台湾のドラマで(あ、徐若[王宣]のね)実は中国語字幕のオリジナルは持ってんのよ。
中国語勉強してりしてたし、だいたいのストーリーは分かるんだけど、このたび日本語字幕のが出たんでなにげに欲しいなと。
でもネット最安値でも2万はするんだよね、いかんせん高い!

そしたらオークションでその半額くらいで出てんの。
でも写真ないし、出品者の評価で「箱がないこと、事前に教えて欲しかった」とかあるんで、一応慎重になって質問を何度かした。
やっぱり箱はない模様。
でもBOXの箱がなくても、ケースは当然あるだろと考えたし、 まさか変なもん売りつけはせんだろと落札。

届いてビックリ。
DVD-Rでした。
ケースも当然なく。
まさかとは思ってたけど、心のどこかにこの可能性も予期してたんで、「なんだよーそうかぁー」という感じでした。
いわゆる複製(コピー)ってやつですよ。
レーベルも丁寧に印刷されてるんだけどね。
でもこれだったら、レンタルして自分で焼けば2-3000円で収まるからね。
どっちにしろ違法だけど。
で、「返品不可」だったんだけど、返品、全額返金を要求して、意外にももめることなく、すんなり応じ、事なきを得ました。
「民法572条」とか出したのがよかったのかどうか知りませんけど(笑)
こういうことあるんだねえ。
ま、勉強になりました。


2006|09|30-4
1日家にいると、元来テレビっ子な僕は際限なくブラウン管に夢中になりそうなので、基本電源ONしないようにしている。
月曜23時はいまだ死守しているが(笑)

ええ、あいのりっすよ。
いや、なんだろうね、いい年してなんだけど、単純におもろいのよ。
で、世界中を回ってるわけだからちょくちょく豆知識的なもん挿入してくるんで 意図せず、うれしい情報をゲットできたりするわけ。

こないだ(9/25)はポーランドが舞台だったんだけど、 ポーランドが大の親日国家だなんて番組みるまで知る由もなかった。
時は20世紀初頭に遡るんだが、当時ポーランド独立運動絡みで多くの孤児が シベリアで悲惨な生活を余儀なくされていた。
ポーランドは近隣諸国へ孤児救済を打診するも全滅。
世界で唯一「救出しまっせ!」と挙手したのが何を隠そう「日本」だったという 事実。
それを親から子へ語り継ぎ、今持ってその恩を忘れないというわけである。
ポーランドはその恩を阪神大震災で孤児になった子らを招き入れることで返してくれている。
詳細はここでも読んでみて。


かなりスルーして書いてるけど、おいおい泣きました(笑)

それを某所で書いたら友人からトルコのエルトゥール号遭難事件日本のシンドラーさんの話とか聞いた(後者は知ってたけど、「杉原千畝」という名前を記憶できてなかった)

"日本人であること"
まさかであるが、あいのりを見て改めて誇りに思ったものです。
数日後、映画「男たちの大和」を見て、違う意味で日本人とはなんぞや、 について考えさせられ、曲のヒントを掴んだんだけど、 常々思ってる「日本語の素晴らしさ」を歌詞って観点から書きたいなと 思ったものです。
書くよそのうち(笑)


2006|09|30-3
10/25にバンドとしての初ライブの話があった。
まだ、ギターが正式に決まっていない状態であったが。

面白いことに(いや全然面白くないんだが)スタジオへ入っても各自バラバラだというのである。
上手い下手の話ではない。
なぜそうなっているかというと、そもそもこのバンドがどういう方向を目指すのか、 目指す方向のためにどういった曲をチョイスすべきで、それらをどう仕上げていくか、このあたりがまったく話し合われていないわけで、各自が各自の解釈で音を 出しているからバラバラで当たり前ということなのである。

情けない話だが、バンド経験の少ない僕にとってはこの当たり前の話に目から鱗なのである。
いまや、プロアマ問わずホームページというものを持っている。
これもプロモーション的には重要。
僕は以前から白、黒、赤(ボルドーぽい赤)でホームページやらなにやらを構成しているが、ベースの人間は「このバンドは色で言えば"カーキ"じゃないかと」というのである。
面白いと思った。
これはメンバー全員に聞いたら全員違う回答かもしれない。
しかし自分たちの音楽を客観的にどれだけ見れるかが重要って考えると、あぁ、客観的に見れてなかったなあと考えさせられる。
また、こんな話もある。
例えば、レコード会社でもどこでもいいが、1曲だけプロモーションするんだったら どの曲を?という問いにベースは何の迷いもなく

「flow」

と答えた。
flowというのはスローな曲である。
確かに、あまり普段音楽を聴かない同僚なんかがライブに来てくれると結構評判のいい曲である。が........
このバンドがどういったバンドかプロモーションするのに、あえてスローな曲はないだろう、と最初は思った。
が、今では激しく同意である。
つまりは最大公約数が理解し、分かりやすい曲(&もちろんいい曲)でなければならないのだ(ま、反論もあるだろうが)。

音を出す前に「対話」が必要と痛感し、一度音を出さず、メンバーで飲んだ。
そして、10/25ライブ決行が決まった。
あと1ヶ月しかない、あと1ヶ月もある、という、よくある相反する考えようの後者を 選択しただけだ。
のろのろしてる場合じゃない。
次回スタジオは10/3。
アレンジを大きく変え、バンドの音にしていくだろう。
楽しみでもあるが、一体どうなるのか、という不安がないわけでもない。

とにかく進もう。


2006|09|30-2
さて、生活にはリズムというものがある。
しかし意外にもそのリズムが狂わないとリズムの存在を認識しづらい。
8/15の最終出社日以降、結果的に見れば二度のリセット大作戦を決行してきた。

リセット大作戦第一弾:大掃除
リセット大作戦第二弾:沖縄ひとり旅

沖縄ひとり旅のレポート執筆(大袈裟)後、9月半ばまで異常なまでの「違和感」 を感じていた。1週間〜10日間のことである。
これは「違和感」と表現する以外に言葉が見つからない。
すでにこの「違和感」は解消しているので、えらく端折って書くが、つまりはリズムに原因があった。
もう1つは心のどこかに「今は休暇」といったとんでもない勘違いが巣食っていた。
思えば、ギターさえ手にしていなかったのである。

何をしたかと言うと、実に簡単である。
会社へ通っていた時と同じ時間に起き、寝る、ということを意識的に始め、 起きてから、朝メシを食って、ストレッチ(発生に関わるいくつかの運動も含め)、 午前はギターの練習。
昼メシは例えばビートルズのアンソロジーDVDやOcean Colour Sceneのライブを見たりしながら。
午後は曲作りを開始。
以前は3連休、4連休などある場合、その間に絶対作り上げる、という思いで作っていたが、まずはギターを弾く=曲のためのネタを増やしていく、という作業を続けた。
すぐにでも1曲できるにこしたことはないが、まずはリズムの中で気持ちよく音楽に浸かっていくことだ。
そして夕方には下北へ行って、カラオケ館でボーカルレッスン。
帰宅するとだいたい20時とかである。
つまり、朝からこの20時までを仕事と考えればいいだけである。
今はまだ収入のない仕事だが、ここに収入が加わればいいだけのこと、という解釈である。
20時以降は残業がそれほどでもなければ、皆と同じように「自由時間」という塩梅だ。
これを1週間続けただけで、違和感は完全に消滅した。
これまた心のどこかに1日音楽漬けな毎日っていくら好きなこととは言え、ホントに大丈夫か?という気持ちはあったが、最初の1週間でかなりな充実感を得たので きっと大丈夫なんだと思う。

曲作りに関しては、3日とか何日とかの制限がない以上、誰もが認める名曲を生むぞと力んだが、とりあえずこの生活を始めて以来の第一弾ができた。
ちょっとだけ一安心したものである。

かのミスチルにしても今の地位を築き上げるきっかけとなった名曲「CROSSROAD」誕生まで最低でも1年半を要している。
1992年5月:デビューアルバムリリース
1993年10月:桜井、次のシングル候補曲を書き上げ、「ついに百万枚売れる曲が出来た!」と叫ぶ
(※ミスチル公式サイトから引用)
スピッツのベスト盤を聞いても最初の6枚くらいのシングルはオレ的には「う〜ん」であることからみても、このへんは時間の問題だと前向きに考えたりする。
「これだ!」という曲はそのうち出てくる。
これは間違いない。
そう信じてなくて、この生活やってられっかという思いもどこかにある。
やっとリズムを感じられるようになった。
これを持続させ、自分が最も豊かさを感じられるよう人生を仕上げていく。
簡単そうで難しい。
いや、きっと簡単なんだと思うな。

ちなみに先ほど(9/30)ビートルズ・アンソロジー全11時間を見終わった(ちなみに二度目)


2006|09|30-1
なかなかこっちが更新できなくなってきました。。。
明日から10月。
といっても今までの10月じゃなく、新しいスタートの正式な始まりなんで、今日中に片づけられることは片づけようと思い、notes遡ってみます。

9/11のことですが、500円DVDを4枚買ってます。
まず500円ってのがねえ、消費者の観点からするとありがたいことなんだけど、 ものの作り手って立場を考えると、そんな安売りしていいんか、と思ったり。
ま、かなーり昔のハリウッド映画なんだけど。
中でも

「素晴らしき哉、人生!(It's a Wonderful life)」-1946年

これよかった。
ハリウッドは60年も前にこんなん作ってたのかと。
最後に歌われる蛍の光は、日本では店のクローズ時(というか、はよ出てけや的合図)に使われる別れの歌だったりするが、海外では全然違って、アメリカ、イギリスなんかでは新年を祝う歌だったりする。

他に有名な「カサブランカ」「哀愁」とか(感想は....まぁ..まぁということで)
英語字幕もついてこの値段はやばいっす。

話前後するが、今韓国ドラマ(結構古いが)「美しき日々」に夢中である。

「冬ソナ」「天国の階段」「悲しき恋歌」と見てきたもん、どれも当たりで、 とはいえ、一般の方と同様(お前も一般人じゃ)一時期のブームほど盛り上がっておらず、新しいドラマに手を出す気は起きてなかったんだが、会社の同僚がこれはいいって言うんで今更ながら見てはまってるわけです。
韓国のドラマって結構シチュエーションとか、ストーリーが似たりよったりなんだけど、(あ、出演者もか)それでもおもろいんだよねえ。
なんなんだろう。
地元のレンタル屋は第二第四火曜だかが190円セールなんで、今後はそれ狙いだな。
下北のレンタル屋は9月いっぱい190円セールやってっからカラオケ毎日のように 通ってるから、と会員になって借りてます。
どちらも同じ店の支店なんだけど、カードが別々で頭来るけどね(表面まったく一緒だし)こういうの統一してほしいよな。

あ、映画とかドラマとかばっか見てそうだと思った?
ノンノン。
そのへんについては後ほど。


2006|09|08
今日は中目のボイトレスクールに行って、スタジオで延々2時間録音してました。
今、バンドメンバーには5曲しか渡してなく、今後ライブやレコーディングを考えると、選択肢がないとダメなわけで、つまり、ふるい落とされていくわけですね。
いやあ、自分でもなんじゃこれってのは確かにあるんですが、 悪くないよなこれってのもあり、そういうやつらが却下されるとうちの子けなされた!的な感慨深い気持ちになりそうです(笑)

とりあえず80分MDにギリギリまで19曲。
何を削って何を残すか最後まで迷いましたが、鍵盤が前面に出てるのはバンド構成上ちょいと避けてみた。
あと、きっとライブ向き、録音向きって分かれ方もする気がするな。

明日はギター候補の人と音合わせです。
いい加減始動したし。

さてさて。
リセット第二弾、沖縄4泊5日初のひとり旅をしてまいりまして、 密着(?)レポートをおこしましたんで、興味ある方は見てみてください。
竹富島レポート

さっきスガシカオが例の誰かと対談する音楽番組、草なぎ剛ナレーションの、 タイトル思い出せんけど、あれに出てた。
10年後とか先を見据えた楽曲の作り方じゃなくて、今しか見てない。
今、この曲が最高という気持ちで作ってると。
さすが。そうだよな。
で、かっちょいいね、曲も。
ちゃんと聴いたことないけど。

ところで、ソファ注文して金も振り込んで、振り込んだこと知らせよメールに従って、メールしてんのに、音沙汰なしでさ。
メール2回くらい送って、発送状況とか聞いたら、

「ご入金確かに確認いたしました。
ソファーは本日となります。」

とか返ってきて、本日って....。到着かよ、発送かよ、とか思いながら、 その翌日である今日何も起こらず、ふざけんなとばかり電話してみたら、 担当者に確認して折り返し電話します、と言いながらかかってきやしねえ。
おいおい。。。いい加減怒りますよ。


2006|09|06-3
2月から始めた毎年恒例の(あかんやん)ダイエット大会ですが、 のんびり下降を続け、8/27時点、ようやく目標クリアしました。
8キロ減。

体重8.2キロ↓
体脂肪率7.9%↓
骨格筋率2.9%↑
内臓脂肪レベル4つ↓
基礎代謝104↓
BMI3.1↓
体年齢11歳↓

体年齢で11歳若返っているって、何歳から何歳になったんでしょう(笑)

毎回違う方法でダイエットしてますが、今回は夕飯を早く大作戦に終始してます。
仕事中も6時だか7時だかにパッと抜け出して、さくっと食って仕事に戻り、 その後寝るまで食わないっての毎日やってました。
当然寝る1時すぎには腹減ってるわけですが、ここのガマンが鍵。
前だったらここでシュークリーム胃に与えてるところ(笑)
若干の筋力アップと脂肪源はどうなんだろ、朝多少の腹筋、腕立て的なものは やってたけど、これは呼吸(歌に関する)のためで、運動って意識してやってたものはなし。
みんな、早くメシ食えたら痩せるぜ!

誰に見られるというわけでもないけど、この状態で沖縄入りは願ってもない状態!ヒヒヒ。


2006|09|06-2
さてさて、会社へ出勤することがなくなってから何をしたかというと、まず大掃除大会開催である。
心のキーワードはただ「リセット」であり、新しい道へ進むにあたり、身辺整理が最優先だと。
言わずと知れた直感とかいうやつである。
前のnotesにも書いたが、基本捨てられない人間なので、今回は捨てまくりました。
本相当捨てましたね(ブックオフ持ってきゃいいのに、って後でちょいとよぎったけど、ま、いい)
あと、ビデオやカセットテープ。
衣類、その他もろもろ。
無印でどでかい収納箱等を両手いっぱい買って電車乗ったり(無理あった)
本来白であるはずのアイボリーなエアコン、カーテン等をキレイにしたり
襖を外して、カーテンつけようとしたり(まだ買ってはいない)
なぜだか、ここに越してきた際に次回の引っ越しのためにおそらくとっておいた 段ボールたんまり捨てたり(なんでこんな幅利かせてるもん大事にとっておいたのか。。)
こればっかやってたわけじゃないけど、まるまる10日はかけたんじゃないだろうか、 この真夏に(笑)
8/31からリセット作戦第二弾沖縄がひかえていたんで、それまでに目処つけたくて頑張りました。
ギリギリ間に合った感じです。
沖縄行く前にテーブルとソファを注文しました。
ソファは振込して初めて注文が成立するんだけど、収入ないのに今買うべきかちょいと迷って保留にし、沖縄行ったんだけど、行った先で読んだ本で「直感が大事」と書かれていたので、東京着後即振り込みました。
そのソファは外観的に以前から欲しかったんだけど、口コミ的には座り心地は期待できない。
でも没問題。
直感に従うのみなのだ。

本は三島作品と一部寺山作品、あと気に入っているハードカバー類を残して、ほぼ捨てた。
例えば、アプリ系のマニュアル本、Sound&Recording Magazineやレコードコレクターズ(こういうの読み返さないのにたくさん保管してた!)、太宰、安吾、ニーチェ、ドストエフスキー、映画本、カメラ本、辞書類(ドイツ語辞典とか--笑)、ボーカル本、英会話本等々。。
競馬にはまってた時に本屋さんでは買えない15000円もする「種牡馬辞典」だかも。
ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)全巻とか。
カセットなんて、中高生の時に聴いてたモノが多数出てきて(まるで聴いてないのに!!)意味が分からず捨てまくった。

今日9/6、今まで使ってたソファの買い取りに間もなく業者が来てくれます。ま、買い取りというか、値はつかない気がするが。テーブルとこれまたリサイクルショップで昔買ってまったく弾いてないYAMAHAのアコギを持っていってほしいなと。

前代未聞の3ヶ月振り返りコースもそろそろゴールだ。
もうちょい。

今業者に見てもらったけど、全然ダメだった。
ソファなんて逆に1万くらいで引き取りになるから、区の粗大ゴミにした方がいいって。若いにいちゃん二人にわざわざ来てもらってなんか申し訳なかったが、 粗大ゴミ予約した。
ソファ1400円、テーブル500円、ギター200円


2006|09|06-1
8/15。

順序としてどうなんだ、という感じでしたが、

1. 退職願(退職という行為が人生初だったので(バイトん時は辞めるのも適当な感じだったなあ)ネットで調べたが、退職"届"というのは会社自体にもう話がいっており、辞めることが認識されている段階で出す簡易的なものであるのに対し、「辞めます」宣言という意味では"願"の方だということを知る。つまり退職願と退職届は似て非なるもの)を提出。
2. 会社が受理し、引き継ぎ完了と認めた時点で会社が最終出社日を決定
3. 最終出社日決定後、消化する有給休暇を足し、退職日を自ら設定

これは間違ってないはず。
となると、1.の退職願に記載した退職日というのは本来この時点では決められないんじゃないかな。
自分都合なので、仕方がないが、会社内にいる人間に引き継ぐのか、新たに雇用する人に引き継ぐのか、その判断も会社側なので、とりあえず、1.提出時に引き継ぎ資料の作成を打診される。
数日で作成し、依頼のあった社長に印刷して提出(データももちろんあり)
そこからが長かった。

ま、ぐちぐち言うつもりはないので端折ると、2週間を過ぎ、ある取締役から引き継ぎについて話をしようと、それが8/15。
ケンカするでもなく、ただ、最終出社日がその日8/15となった。
最終出社日が決定後、社内に情報が流れるわけなので、実によろしくない。

「XXXXXが○月○日を以て、退職します。最終出社日は今日です....」

というのは、組織として考えるにちょいといかがなものか、と思うわけである。
当然、進行中のissueもあるわけで(当然一部の人間には非公式ながら退職の旨、伝えてはいたが)「辞める?しかも今日いなくなる?はぁ?」と感じるのが普通だろう。
ま、会社が決めたこと仕方ない。

さて、8/15はご存じの通り、終戦記念日なので後から振り返っても見事に 思い出しやすい日である。
友人から聞いたのだが、韓国ではこの8/15は独立記念日と呼んでいるんだそうで、 終戦にしても、独立にしても、いずれも今の僕にピッタリの状況であり。

但し、会社のノートPCは自宅に持ち帰り、メールチェックはするよう言われている。
後任の案内ができなかったので、パートナーさんへの挨拶もいまだほとんどできていない。
明日にでもやろうと思っている。
ただ、自分のアドレス宛のメールは社長にも転送されているので、やや注意が必要(笑)



勤続12年半弱。
社員番号は最も古い「5」であった。

そうそう、転職の意志はなく、収入ゼロからのスタートですが、本当にやりたいことをやっていきます(もちろん会社で手抜いてたわけじゃないので誤解なきよう)
もう戻れない。
久保和広第2章の幕開けである。


2006|09|05-7
7/31(月)

白い便箋1枚の入った封筒を出す(not 婚姻届!)。
この日が来るとは自分自身考えもしなかったが、紛れもなくその日は来た。

※とある事情で正式な提出は翌8/1となる。


2006|09|05-6
モノが捨てられない人です。

10年前に引っ越して、クローゼット(というか間違いなく呼び名は押入)の中で 紐も解かれず、ただそこにいる本やら、なにやらがたくさんありました(9/15時点そのへん精算しております)
玄関はシューボックス的なものがないので、靴だらけで溢れてました。
とはいえ、まったく履いてないものも何足かあり、7/30の今日(今日ってことにしとく)5足捨てました。

僕はこの時期、ある決意をしてたんですが、したばっかなんで、タイミングどうすっかなと漠然と考えてました。
そう、日曜でした。
夕方、駅にあるエクセルシオールでコーヒー飲もうと向かい、途中の本屋で 雑誌を買うわけですが、これがきっかけになるとはこの時の僕はまだ知らなかったわけです。
買った雑誌は何年ぶりだろう、音楽雑誌でした。
思えば、音楽雑誌の購入はおろか、立ち読みすら何年もしてなかった。
元ブランキー(という言い方はファンはいやがるのかな?)の人が巻頭特集でした。
ブランキーはまともに聴いたことないし、特にその人目当てでもなかったんですが、 目が醒めるインタビューでした。

インタビュアーがこう言いました。
※一字一句同じじゃないし、前後関係も覚えてないんでご了承を。

「先の不安とかないんですか?」

そして、元ブランキーの彼は答える。
「先の不安考えて、なんかいいことある?」

まさに。
僕はまさに、今この時まで先の不安を意識しないよう、しないよう考えていた。
つまり、先の不安を意識していたわけである。
これを読んで、俄然決心が固まった。

そして、モノを捨てられない僕がコーヒー一杯中に一気に読んだその雑誌を 店に捨ててきた。
以前の僕なら再度読むことがないだろう雑誌でも、買ったばかりでもあり、家に 持ち帰っていたことだろう。
チェンジである。
僕の曲「スタイル」は自戒を歌ったものだが、こんな一節がある。

time to change your style
(スタイルを変える時だ)

また、同日映画「ニライカナイからの手紙」を観た。
母から娘にむけた手紙の中で「一度きりの人生、好きなことをやりなさい」的な 言葉があった。
特段、そっかぁ!!!という言葉でもなんでもない。
当たり前の言葉だが、「先の不安考えて何かいいことある?」と「一度きりの人生」の2つが同時にこの日僕の心へ突き刺さったのは何かの啓示なのかもしれない。

そして、翌日僕は行動にでる。


2006|09|05-5
7月某日。

彼女の夢に僕が出てきたらしいです。
一緒の車に2人で乗ってたらしいです。
洪水が来たらしいです。
もうちょいストーリーもあるが、このへんで。


2006|09|05-4
6/29。

たしか7月からタバコが値上げになったんでした。
270円から300円へ。
もう慣れました、というか、100円玉3枚の方が便利じゃね?とか見えない罠にどっぷりかかっております。
以下ミクシからコピペ。

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さて、タバコの値上がりはまわりの(つーかコンビニの)盛り上がりっぷりで 重々気づいているのだが、バタバタしていて買いだめに至っておらず。
さっき計算してみた。
1日1箱ちょいだが、ま、1箱と計算。
年間365日あるが、面倒なので300とする。
だと30カートン買えばいい。
今なら81000円である。

これを7/1以降ちまちま買っていくと、90000円になる。

今買っておけば1年で9000円の節約(節約でいいのか・・)

つまり300円のタバコ、30日分浮くわけだ。
1ヶ月分無料状態。
10枚綴りで11杯飲めるコーヒーチケットのようである。

悩む。。
1年分買ったら辞めるきっかけも遠のくわけだよな。

と、まぁくだらないことを考えてみました。

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結局迷いに迷って、買いだめしたら負ける!(誰に?)と思いながらも、 10カートン買ってしまう。
9/5時点、残り2カートンちょい。
ま、すぐだわな。

あ、意外と思う人もいるかもだけど、タバコ辞めたい気持ちはあるんすよ。
なぜかって、タバコない方がきっと楽でしょ、いろいろ。
長時間のフライトだって、「ガマンしなきゃ」って変なストレスが行く手を遮るし、 禁煙な食べ物屋(そういうとこも行けるようになったさ)での空気はやっぱりうまく感じるし、外国へ行けばなおさら、吸える所を探すなんて野暮な思考も不要になるし、健康とかなんとかってのはまったく考えないけど、いつも思うのは、タバコは 習慣だし、禁煙経験も1日たりともない僕ですが、タバコ吸うこと自体がどんどん難しい世の中になってほしいなと矛盾した思いでおります(笑)
今、(後で書きますが)大掃除あとだし、白いテーブル(今日着いた)、白いソファ(数日後着く予定)も買ったし、やっぱりアイボリーになった白い壁見るとね、 きれいなもんはきれいなままにしとかんと、と思うわけですよ。

何かきっかけがあればね、好きな人がタバコがダメだとかさ(あながち今もそうであるようなないようなって感じだけど--謎)


2006|09|05-3
6/21。

バンドとして初スタジオ。
まずは「カラー」と「1/100」の2曲を。
このあと、もう一回スタジオ入って、事情でギターがいなくなり(書けないが、いろいろありました)。その後何度かギター候補の人に会ったり、トンヅラされたり、音合わせしたりしつつも、9/5時点いまだ後任が決まっていません。
バンドって、よくあるパターンは学生時代の同級生とか、幼なじみとか、で、気心しれてるからスムーズなんだろうけど、1からってのはホントエネルギー使います。
軌道に乗るまではとにかく頑張るしかないっす。
一応今週末ギター候補の人と合わせる予定。



いよいよ「ひとりですけど、レッドポップアクシデンツ(複数形)です」という迷文句が過去の思い出になりそうです(笑)
早くライブという形で見せられる段階まで来ないとな。
応援よろしくー!

そうそう、この時期ドイツワールドカップ見まくりで、相当寝てない日々が続いてました。


2006|09|05-2
さて、引き続き6月ネタである。 6/6。 長いんで、ミクシからまんまコピペ(これだけはしたくなかったんだけどなあ)

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--スタート--

「400円!?まじかよ!」

経緯は忘れたが店でバイトすることになった。
といってもレギュラーでもフルタイムでもなく、たまに数時間手伝っていた程度である。
そんな呑気なバイトなので身内ということも考慮すれば、400円もいたしかたない。
いや、それにしても値切られすぎだ。
たぶん時間が今と違って余っていたんだろう。
店はおやじ、おふくろ+αで切り盛りできるほどのこぢんまりした空間だ。
席はどうだろ、20名入れば超満員といった感じである。

おやじとおふくろは、シェフとウェイトレスという立場で知り合い、いつか店を持とうという共通の夢を柱に結ばれた。
僕が生まれ、2年して弟が生まれた。
おやじはステーキ屋などを転々とした。
ケンカして店辞めてきたなんて話さえ幼い僕にも理解できていた。
気性は決して荒くなく、むしろ穏やかすぎるほどの男だったが、なにせ職人気質で頑固物。まぁ、僕もこの親にしてなんとかなわけである。
ケンカ、とは書いたがいたって平和主義なノホホンな一面の方がずっと前に出ている。
小五で名古屋市に引っ越してきたのは店を持ったことが最たる理由だと記憶している。
とはいえ、雇われ店長の身で、今よりさらにこじんまりしたお店だった。
残念ながらこのころの記憶があまりない。
受験でピリピリしていたアホウな僕がおふくろを泣かせたことぐらいがハッキリした記憶といってもいい。
間取りも思い出せないほど記憶の彼方なのも極端ではある。

高校に入った。
それと同時に二人は念願の自分の店を持つことととなった。
店を持つにあたり、名前の候補を挙げていたのを覚えている。
フランス料理A級とかいう(正式名称は定かではない)それなりの免許を持つおやじが、まったく場にそぐわないフランス語の店名をしきりに推していたのを昨日のこととのように思い出す。
誰の意見が強かったのか店の名は「コーヒーレストじん」と決まった。
コーヒー&レストランらしい。
名古屋には喫茶店が多いが、シェフであるおやじの譲れないところが名前に残ったのだろう。
コーヒー&軽食じゃないんだと。
当時の喫茶店には決まってその店のマッチというものが存在した。
「じん」もご多分に漏れず、マッチ作成と相成ったのだが、なぜか僕がデザインをしていた。
今、にして思うわけでなく、ずいぶん前から、お世辞にも洗練されているとは言えない、自分がデザインしたという事実は抹消してもらった方が身のためだ、と思わせる、たかだが15、6の若造がデザインのデの字も知らず、落書き感覚で作ったマッチ。
そのデザインはマッチだけでなく、店のどでかい看板にもなった。
さて、「コーヒーレストじん」だが、その名の通り、メニューのバリエーションはそんじょそこいらの店には負けないものがあった。
後年になると夜はビール&つまみな状況も多々あり、「トマト切ったのちょうだい」なんて注文にも応えていた。
そうかと思えば、かなり本格的なビーフシチューなんかもあって、これはおやじの得意料理だった気がする。
そして、もちろん名古屋の朝は「モーニング」である。
東京で平均して350円くらいだった頃、「じん」では250円でコーヒーを出していた。
朝はこの値段にトースト(1/2枚を2枚)、ゆで卵がついていた。
朝マックより断然お得である。
モーニングの時間外は、これまた名古屋では当たり前だが、ピーナツやらあられやらといったおつまみがなぜかついていた。

また、地域密着型なこともあってか、新聞が実に充実していた。
東京ではその手の、いわゆる喫茶店と呼ばれるところに入ってないからかもしれないが、新聞各紙が揃っている光景なんて見たことがない。
新聞はもとより、ジャンプ、マガジンだの少年系やら、大人系の週刊誌だのが本棚を埋めていた。
店の大人系雑誌で、と言っても数ページエッチな写真があるくらいのかわいいものだが、それをおかずになにやらした苦く、ドキドキな思い出もある。

とかく感謝を忘れがちなのだが、小さい頃からかなりまともなものを食べていたんじゃないかと思う。もちろん高級料理、高級食材という意味ではない。
友人が遊びに来ては、コーヒーはもちろん、メシまで出すのだが、皆一様にうまいと言ってくれる。なんてことはないラインナップでもたしかにうまい気はする。
それはその場でなく、後になればなるほど実感していったことである。
そういった家庭環境だったので、小さい頃から朝はコーヒー&トーストで、 今でも朝から白米なんてのはあり得ない抵抗感がある。
「じん」は朝6:30開店、夜9時閉店を生業としていた。
店の目の前がタクシー会社だったため、朝のその時間はいわば書き入れ時なのである。そのため、毎朝5時には起きて仕込みをしていた。
店には今は亡きじいちゃんの写真が数点、額縁に収められ、飾られていた。
タバコのヤニや油から守るためだろう、表面はサランラップ的な何かで覆われていた。
そんなことも理解していなかったはなっ垂れ小僧の僕はただ「だせえ」程度にしか思っていなかった。
じいちゃんはプロではなかったが、アマでいろんな賞を取るほどの腕だったようだ。
じいちゃんの隔世遺伝が僕に備わっているかはかなり不明ではあるが。

僕は高校を出て、「じん」を離れた。

年に一度帰ればいい方で、「お前のかあちゃんかわいいな」とか言われ、まんざらでもなかったはずが、年々年相応に老いていく姿をなんとなく寂しく感じていた。
「かわいい」おふくろを彼女、お嫁さんに見せたかったな、と今でも思うが、 気持ちは今でもかわいいので許すことにしよう。
おやじは無口だ。
実は神経質なくせにまったくその逆に見えるおふくろのおおらかさと実はいいコンビネーションなのである。
ケンカする仲ほどなんとかと言うが、この2人は僕の知る限り一度もケンカをしていない。
正しく言うと、ケンカにならないのである。
おやじが不満をもらしても、おふくろが軽くいなしてしまう。
最後は笑顔だ。
ケンカせずにこれだけ仲のいい2人にはある意味嫉妬すら覚えるが、 こんな素敵な見本を間近で長いこと見せてもらったのは財産である。

何十年も朝5時に起きて、夜11時くらいに寝、隔週で1日休み、なんていう過酷な労働を自らに課してきた2人。
ここ数年は毎週木曜を休みにしていたようだが、どう考えても働き過ぎに思えた。
僕も弟も「もっと休めば」と言ってきたつもりだが、やっぱり客商売。
お客さんが困る、ということを最優先に考える。
本人曰く「好きでやってるんだから」であるから、周りがとやかく言うことでもないだろう。
ただ、ここ数年はチェーン店の台頭により、売上的にもいかんともしがたい状況になっていたのを聞いている。
おやじもすでに還暦を迎えた。
一時期儲かりまくった麻雀のゲームも役目を終えた。
地域密着型喫茶店というジャンルが一時代を終えたのかもしれない。
そして、もちろん体力的にも限界なのだろう。

同じ夢を持ち、一緒になり、遂に夢を叶えたおやじとおふくろ。
そして静かにその夢に幕を降ろしていく。
正月に帰省した際には、ニンテンドーDSで脳を鍛えていた。
「ボケたら困るんだわ〜」と、おふくろがおやじに笑いながら教えていた。
せっかく教えてやったMacもおふくろしか使いこなせない。
まったくぼけていないのだが、おやじはてんでダメだ。
「お父さん、貸してみやぁ〜」
おやじは「何がいかんのだ?」とキョトンとし、おふくろはただひたすらにやけていた。
僕はこの2人の子供で本当によかったと思った。
そして、次に生まれて来るとき、万一親を選べるとしたら、迷わずこの2人を指名するだろう。

「また迷惑かけるけどよろしくな」
向こうがこりごりかもな。

コーヒーレストじんは明日長い歴史に幕を閉じる。

おつかれさん。
後を継ぐ、気の利いた兄弟でなくてゴメンよ。
でもあなたたちの遺伝子は引き継いだ。
これからだよ、
これからだよ、お互い。
笑って死のうぜ。

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疑惑の素人オレデザイン「じん」ロゴ!!w



オレが花、弟が電報を。


2006|09|05-1
逆走すんぞーーーー!!!!

いやあ、ビックリパックリ。
3ヶ月も書いてないよ!ここ!!
1996年から不定期に書き始めてこんな間隔あいたの初めてだよな、ひええ。
ま、別んとこにちょくちょく書いてるからおろそかになるんだけどね。
この3ヶ月間、まぁ、いろんなことがありましたよ。
とりあえず、時間軸遡って書きたいことを記していきまっせ。

まず、6/2だ。
コステロの日本公演。
今まで何度か行ってるが、バンド形態じゃなく、フルオーケストラって形式で、 とまどい気味ながらも行ったわけですよ@有楽町国際フォーラム。



二部構成の最初は彼作曲によるバレエ音楽、「Il Sogno」
申し訳ないけど、....................って感じで(笑)
長いし!!!
それが終わると、コステロがグンと出てきて、数曲やって一部終了。

二部こそ、求めてもの。最高でした!今まで見たコステロのどの公演よりも 素晴らしかったです。
Sheなんかウルウルしちゃったよ。
フルオーケストラを従え、アコギとギターのみで疾走するVeronica。
最後の方のAlison。
ラス前で1曲だけ弾いたエレキの迫力。
ラスト、マイクを通さず地声で勝負。
みんな歌えといいながら、観客席に降りて大盛り上がり。
ホールならではの臨場感。
スタンディングオベーション!!



ま、違法なんですけどICレコーダーで密かに録音してたんですよね。
でも肝心の二部がまったく録れておらず。。。
いやあ、泣けました。
最後の地声のとことかね、すごい胸に来るもんがあったし、ブートでいいから もう一度聴きたいっす。

セットリスト:
Il Sogno Suite
The River In Reverse
All This Useless Beauty
The Birds Will Still Be Singing

(Interval)

You Left Me In The Dark
Still
Upon A Veil Of Midnight Blue
Painted From Memory
Veronica
Can You Be True?
Green Shirt
Almost Blue
Watching The Detectives
My Flame Burns Blue
She
God Give Me Strength

(encore)
I Still Have That Other Girl
Alson
Hora Decubitus
Couldn't Call It Unexpected No.4

セットリスト持ってる人のサイトから拝借しちゃいました(この場を借りてお礼申し上げます!)
※クリックするとでかいの見れます。