前回に引き続き、今年も会社の旅行で4泊6日のハワイ旅行なのだ。
前回は9月ってことでまだまだ東京も残暑真っ直中だったが、今回はもろ冬。
寒い時期に南へ行けるなんてしあわせー。
つーことで、恒例のハワイ日記。いざ。

2/24（木）[出発日] 東京　18:40 新宿へ着く。これから成田エキスプレスで空港へ。 が！！いきなり大事件発生！！ 次の成田EXは、なんと17:42発（1時間後）。 空港着が、21:11。 フライトは、21:45。30分前に空港着。 大丈夫だろか。 代理店に電話してみる（余分なもの置いてこってことで ほとんど使わない1000円もするテレフォンカードなぞ 買うはめに）。裏目だ。 免税店で買うはずのタバコももうどのみち寄る暇などない と判断し、ココキヨスクで購入。泣ける。 つーかチケット予約しとけよオレ。 いや、会社でチケット予約して買ってくれたんだけど なぜにか拒否しちまったんだな、これが。 おまけに去年あれだけ苦労したからと、新品を買って持ってきた はずのフリスクまでない！ もってたはずのフリスクは残りわずか10粒ほどのお粗末なもの なわけで、何から何までアホアホである。 ま、ココで分かって結果オーライとしよう。 しかし前途多難である。 仮に飛行機に乗れなかったとしたら、明日の夕方以降しか ないのである。なんなんだそれ。がんばれジャルでゴジャル（とか言っている場合ではない）。 新宿に1時間。 荷物になるのがイヤとかいう理由でTシャツに薄手のナイロンの上着のみ。 この寒空の下、こんなおめでたいやつぁいねえ。 まぁ、寒いったらありゃしない。やりすぎ。 代理店と何度かやり取り。 しかし、成田EX揺れるなぁ。と、ただ今車中でございます。 とりあえず飛行機待ってもらえるか交渉してみる、とりあえず向かってくれとのこと。 お騒がせくんだな、まったく。つーかできるのか、そんなこと。 もしダメなら成田に一泊して明日の同時刻の便で合流するしかない、 またこの方が時間的に濃厚とかジャブを浴びまくる。 わお、キビシイっすね世間。 はじまりからこれではハワイ着くまでにどれだけのテキストになるのか 不安でいっぱいである。 とりあえず着いたらダッシュあるのみ。 荷物も一切預けず、そのまま機内へっつーのもあり得ますとか アッパーまで食らう。 着いた。 ダッシュ！ めっちゃ上へ上へと駆け上がる。さすがに息切れるがな。 たどり着くまでそこらへんの人かたっぱしから場所をきく（とりあえず1分たりとも ムダにはできないのだ）。 がらーんとした出発ロビー。 おお、代理店の人と合流。 間に合った！荷物も間一髪預けられた。 旅券発行のおばちゃんもいやに優しいぜ。ヤッホー。 神も見捨ててなかったね（無神）。 飛行機遅らしたのか？よくわからん。 とりあえずすでにくたくた。 搭乗ゲート付近で仲間たちと会う。 なんでもオレが家から空港までバイクで向かっていて、遅れてるとかいう 恐ろしいデマが完全に真実として語られていてややびっくり。 つーかどんなんやねん。 会社にも連絡いっててとんだ困ったちゃんである。 ふ〜。 ところが、免税店でタバコを買う時間もあってなんだかんだいって ラッキーなのである。みなさんもフライト30分前で十分間に合うので 履き慣れたスニーカーで実践してみよう！ 機内。 とりあえず備え付けの雑誌でも。 なぜか英語表記の世界地図をまじまじと見てしまう（特にラリってはいない）。 島国ニッポンとかいうけれど、イギリスもやんけーとか、 おお、シシリー島な、ココだよな、とか、 あれ？スペインてこんな左（西）端？オレ右（ロシアの）端だとか思ってたぞシエスタ！とか、 ユーゴの場所確認したり、ジャマイカちっせーとか、こんなこと今考えてるのきっとオレだけなんだろうなとか思ってみたり。 なんといっても遅れたせいでみんなと席は大きく離れちまったけど、 通路側だし、横はたまたま空席だし、通路挟んだ反対側は卒業旅行風の女の子3人組だし、なんだか楽しそう〜。 ん？ザワザワしだした。 どうも横の女の子たちとその前のババア3人組がそっくり席をチェンジするらしい。 なんてこった！！イヤだぜ！！ 天国から地獄へ急降下。 で、女の子にきいてみると前のババアがシートを倒したいらしいから、だとか。 きっと最初にババアが倒して後ろの子がやめてくれとか言ったんだろう。 だって後ろの女の子正しいもん。 ちゃんとシート倒すなって書いてあるし。 予想通りチェンジ後のババア'sはすかさずシートガツンと倒したよ。 瞬間見たけど、その後ろの人もめちゃイヤな顔してた。 なんでアテンダントさんもそんなん許すかねぇ。 ヤな感じジャパニーズ婆。 倒したかったら金上乗せしてビジネスでもどこでも行けっての。 禁止されてて他の人に迷惑かかること黙認するならタバコ吸うぞこのやろー。 いや、タバコほんと吸わしてください。神様。 おかげで、これから無限に広がるやもしれぬ女の子たちとの甘い甘いひとときは強制終了を余儀なくされたのだった。オエ。 そうそう、女の子3人組だけどちょうど隣だった子がどういうわけかMAXのだれかに似ててまじでMAXなんじゃ？とか思っていたのでした。 2/24（木）[ハワイ1日目] ホノルル　9:00すぎ さて、約1日時間が戻って2/24のやり直し。 着地1時間ほど前からどうやら体調が芳しくない。頭痛もひどい。なんてこった！ 今日はこれから半日観光とかいうくだらねえやつがあるんだけど、 コースも去年とまったく同じってことも手伝って最初っからバスには 乗らないでホテルまで歩くなり、別ルートでと考えていたんだけど、 どのみちそうせざるを得ない体になっていた。 いろんな人が（どこでどう関わっているのかよくわからんが） 1人でベンチに取り残されてスターバックスモカ（2ドルって高くねーか？） を飲みボーっとしているボクに寄ってきては「すごい顔色が悪い」だの、 「顔に血の気がない」だとかいいたい放題いって心配してくれる。 おまけになんかあったらと「携帯貸しましょか？」とまで。 とにかくこいつはまぎれもなく風邪だ。 あの寒い新宿の屋外でこんな薄着で（今はちょうどいい）1時間我慢して 過ごしたのだ。 そん時からこいつはやべーぞと思ってはいたが、まんまとやられるとは もろいのう人間。つーかオレ。 誰の行いがよかったのか、機内でのアナウンスをくつがえしてひとまずホノルルは晴れである。 しかし常夏といえども冬なのか、去年（正確には1998年の9月）みたいに 着いた途端、あっつー、という感じはない。 むしろちょいと寒いかも。 それはオレが風邪だからなのか分からないのがたまにきずだ。 前方ではフラダンス衣装のねーちゃんがツアー客と写真とったりして、 と考えると寒くはないんだろうな。 突然人が波引くようにさささーっと引き出し、なんだか取り残され気分。 仕方なく出発AM11:00 1時間くらいはここにじっとしてたんかな。ま、いいや。 のんびりいこ。 で、歩き出してからどうするか決めていこう。 極度の方向音痴のボクのこと、歩き出す方角があってるかさえ神のみぞ知るである（いかんがな）。 現地スタッフに歩いて行く旨伝えると、途中から歩道がなくなるので そこからテキトウにバスなり乗るといいとアドバイスを受けたが、 延々人が歩けるスペースがあったことをここに伝えておく。 きっと実際歩いたことがないのだろう。そりゃわからなくて無理はない。 ハワイかどうかよく分からない工業地帯や野原を歩く。 しおの香りはほど遠く。 まだこのあたりでは方角があってるかさえわからん状態 怪しげな町工場がぽつぽつと 途中、DV（ビデオね）回したり、ロモ撮ったり、そこそこ忙しい。 でかい岩の上でDV回しながら自分も回転しながら歌をうたうとか、かなり 怪しい行動をとったりもし、クラクションで「アホすけー！」と注意されたりとかもする（笑） ある程度進んだところで車から口笛がきこえる。 雰囲気でわお、こりゃやべ、と思ったが口笛がやまないので顔を出し、 しばし赤の他人と質疑応答。 「どこ行くんだ？」 「ワイキキ」 「乗れよ」 「いいよ、ありがと」 「乗れってば」 「歩いてんよ、エンジョイ・ウォーキングなのよ」 と、こんな具合。 単に親切なにーちゃんなのかもしれないが、やはり乗れないよな。 いきなり全財産はおろかDV、ロモとかまるごとやられたら この旅途中下車立候補するもんな、絶対。 つーか、全然歩くのエンジョイしてないんだけど（笑） う〜ん、あまりに歩いてる人がいないのでどうやら目立ってるようだ。 手荷物っていっても結構でかいの担いでるしな。 通り過ぎる車の中には、親指と小指を突き上げる「アロハサイン」を やってくれるおまわりさんがいたりして、ちょいとなごんだりもする。 さ、ワイキキまでは14km強。どこまで歩いていくのだろう。 つーかここまで何kmきたのかな。 まさかワイキキまで歩いていってしまうのか。 と、いうのはハワイでは日本のように道の途中でタクシーを停める習慣は ないのだ。 荷物の1つはバスに預けてあるものの、こっちの荷物もはんぱじゃない。 DVカメラ、一眼レフ、レンズ、ロモ2台が1つのバッグに収まっているのだ。 途中から機動力向上作戦として、DVカメラのキャリーバッグをバッグから 出し、左右両肩からぶらさげる。 で、片手にロモ。なんと多忙なオレなのだ（笑） つーか変にハイテクな旅人風だ。狙われるわ。 長時間歩いてると肩が異常に痛くなる。そりゃそーだ。 アロハタワーの標識が見え、なにやら近げな気配。 芝生で地図ととっくみあい。 わお、まだ5kmとかある！ ここまでの9kmですでに疲れはやばいくらいきてるんだが。 交差点でおば（あ）ちゃんに話しかけられる。 理解しづらい英語だが、「どのストリートへ行きたいの？」らしい。 とりあえずとっさにストリートなど出てこないのでサルのように 「ワイキキ」と告げる。 と、道を教えてくれた。 同じ方面だったのでしばし歓談。 「妹がココに住んでんのよ」「私はドイツ人」（どうりでアウフとか言葉 混じってたわけだ）、「ココに4ヶ月いるのよ」「これからビーチいくとこ」 で、ボクは「空港からずっと歩いてきてめちゃしんどいすよ」など。 で、別れ。 これなんか絶妙のタイミングで胸元チラリを激写したつもりだったんだけど、現像してみたらこの通り。全然遠いっす。ただ、こういうのは逃せないからロモは常に手にもってないとね（笑） 道は大体分かったぞ、と思ったら着いた。 14.xkm。時計はちょうど午後4時をまわっていた。 午後2時にはホテルのチェックアウトなので待ち合わせだったが、 しゃーない。連絡とりようがないしね。 おいおい、ほとんどノンストップで5時間も歩いたのか。 そらしんどいわ。 ホテルを探してうろうろしているとkyoko（同僚）がボクを奇跡的に見つける。 やはりみな心配してるようだ。すまぬ。 5時間歩いてきたことがもっぱら彼女の最大の関心事なわけで 「あんた変わっとると思ってたけど、確信したわ」といつもの流暢な大阪アクセントで言われる。 キーを受け取りに日本の旅行代理店風のところへ行くと、みな一様に空港から歩いてきたことに驚いていた。前例がないとか。 いや、5時間かかるって分かってたら歩かんよ（涙） とりあえずメシもまだだし、のどからからなのでビールとスパムむすび（下図）とサンドイッチとカットフルーツの詰め合わせをABCで買い、がつがつ残さず食う。 大食漢かオレは。 SPAM MUSUBI。どこのABC行ってもありました。 ビールがうまい（つーか風邪は？）。 たまたまABCで会った会社のやつの部屋で5人ほどでワイワイ。 初日はこんなもんよ。 18:00から夕飯らしいが、当然腹一杯なので遠慮。 部屋へ行き、寝る。 起きる。 22:00。 相部屋のliewさん（マレーシア出身）の行動もつかみづらい。 オレが帰ってきた時は部屋で寝ていたが、夕飯もみんなと一緒じゃなかったし、 今さっき（23:00ごろ？）出かけてしまった。 今日はみんな疲れてるようで夜遊びらしい夜遊びもせず、各部屋でテキトウにワイワイやるようだ。明日はとりあえずビーチだな。 部屋からの眺め。グッド はて、風邪（？）はすっかり直っていたのでした（祝：逆療法） 今、風邪っぴきなあなた、5時間歩いてみよう。一発です（無保証） 2/25（金）[ハワイ2日目] 昨日はメシ食って8時には寝てしまったものとかいて、やたら早起きさん続出な模様。 1Fのビュッフェで何人かとこれまた偶然会う（この旅はほとんど約束や待ち合わせがないので同じホテルにいても会うのは稀である）。 いかんがな、ちゅーのはフリーの朝食券。 どうやら日本の代理店が用意したらしいのだが、チケットにご丁寧に「朝食兼昼食券」とか日本語がたくさん書かれている。 なんだか興ざめである。 去年はホテルもオンボロだったし（つーか参加者数でいうと4倍くらいになって前半後半の2班に分かれてたり、とかなり状況は違うが）、こんな朝食券などなかったが、おかげで安くてそこそこのホットドッグとホットコーヒー見つけたり、そういうのが満喫できたが、至れり尽くせりなのはかえって楽しみをそがれるな。 ねぇ？ とりあえずビーチへ。 だ〜れも見あたらない。 と、途中でtaga-chi（ボクと不幸にも名前が一緒なのでファーストネームで呼ばれず）とLindaと合流。彼らもみんなを探してるとのこと。 3人で探し始めるが、スタスタ行ってしまったボクはまた2人を振り切る形で 1人ぼっちになる。 延々探しやっと見つけ、ビーチで遊ぶ。 いや、1人だと荷物があるから海入れないわけよ。 ビーチでスモールサイズのピンクレモネード（$2.95くらいか？）買ったときに、 店のにいちゃんに「おまえさんの髪スキだよ」と言われる。 そのへんでビラ配ってる連中にも覚えられて、1回ビラ受け取るの断ると2度目から 差し出されないなど、結構重宝してんのだ。 つーかスモールサイズ、まじでかすぎ。そんな汗かいてないっての。 ホテルにいると風やら日陰やらで「さ、ビーチ！ビーチ！」って気になりにくいが、 こうして実際来てみるとやはりあついし、いい。 海もひやっとするのは最初だけ。 しかしワイキキは人が多いし、日本人率高すぎ。 ってオレらも荷担してんだが。 卒業旅行シーズンてのもあるんだろうね。 戻って、インターナショナル・マーケット・プレイス内でランチ（午後4時ごろ） 5ドルちょいのハンバーガー、フレンチフライ（オニオンリングかと錯覚）、 ダイエットコーク。 ハンバーガーダイスキ 腹一杯。 その後、DVもって1人繰り出す。 通りをテキトウに撮影。 なんとLPじゃなくSPモード（ビデオの録画時間の標準と3倍の「標準」みたいなもの）になってて焦る。 結構いいカット撮れたかも。 ビーチにサンセット見に行く。 まだ今回誰もサンセット見てないとみた。 ロモもDVもいい絵が撮れたかな。だといいけど。 ワイキキのサンセット。 ABCでみんなに送るポストカードやらおみやげ物色。 こういうのはえてして最終日に持ち越し気味であるが、早めにすますのも手。 7時から夕飯。腹へってないのでデザートくらい付き合おうと向かった先は立派な中華16人組（これでも半分くらいの人数）。 39ドルのコースでボリュームも質も素晴らしいが、いかんせん腹一杯。 一口食っては円卓の中央へ差し出す悲しさ。 で、悲しい人のさがか高価なものは一瞬になくなるが、チンゲン菜とかは残る（笑） この年にして初めて北京ダック（もちろん皮だけのやつね）食う。 ま、うまいけどそんな高い金だしてまで食いたいって思うほどじゃないな。 マレーシア出身のLiewさんは中国語もぺらぺら（日本語はたまに通じない...）なのでかなり助かった。 でLindaは台湾出身なのでこの2人はまるでビビアン・スーとチューヤンのように北京語と広東語を交え話す。時に英語、時に日本語で。う〜ん、しぶい。 杏仁豆腐は中国本土の味そのものだというし（たしかに旨かった！）どれもこれも旨かった。Liewさんの話によると香港返還（1998だっけか）で大量の優秀な中国人シェフがハワイに流れ、今ハワイが一番旨い中華料理を出すとか（ホントか？）。 なんでも東京なら15,000円はするコースだったとか、みんな口々にいっていた。 みんなそんな高級なもん食ってんのか。ひえぇ。 その後、ぞろぞろとストリップ見に行く。 夫婦連れも何組か。 30ドル（2ドリンク付き）の店へいくつもりが、道で25ドル（2ドリ）のビラ配ってるおっさんと出くわし、商談。 20ドルにまけさす。おっさん直筆のサインをビラにしてもらい、店へ向かう。 小さな店で真ん中にビリヤード台のような台。 そこにダンサーがのってやたらくねくねしている。 決死の撮影。3枚中一番まともなやつ。 天井に頭がついてたりする。 ボクらは自然に空いているカウンターに座ってしまい（至近距離だからおもろいのだが）、いちいち近くに寄ってきてアソコをドアップで見せるダンサーに1ドルチップをご提供。 でもなんか現実感が希薄だったなぁ。なんだろね。作りもんみたいな感じ。 1ドル札がきれたのでLindaを誘って、店を出る。 時間無制限だったんだけどね。10分か20分しかいなかったかなぁ。 Lindaとバーに行く約束をその前にしていたんだが、いろいろあって 今日は部屋でみんなと飲んで午前3時ごろ部屋へ。 途中（0：30頃？）5〜6人で夜の散歩にでるも、人がまばらすぎ。 いても「キンパツ！キンパツ！」とか連呼する日系の売春婦とか。 売る人たち。 なぜかゴミ捨て場に便器。ちょうどよかったと間に合った同僚。 そうそう、3時ごろ同僚の部屋へ電話。 「hello？」わお、米人！まずい！この時間に！ 「そーりー、あいみすていく、そーりー」やたらしたてなオレ（当然だ、3時だし）。 ただ向こうはけらけら笑ってて特別怒ってないようだった。謎だ。 つーか「あいみすていく」って....。さんまの番組流にテロップ流すと 「ボクの存在がそもそも間違っています」といったところか。 いや、とっさにゃ動詞も出てこないもんだねぇ。 お、Liewさん帰ってきた。寝よっと。 2/26（土）[ハワイ3日目] やっぱり起きられず（つーかめざましのセットの仕方がわからん） 10：30頃起床。 今日はシボレーだかのバン借りて廻るっていってたからボクはバイク借りてついていこうと決めていたが、部屋に電話しても誰1人いない（あとで聞くとみな一様に爆睡中だったらしい、恐るべし）。 部屋番号書いた紙、オレもLiewさんもなぜかなくしてしまったので（おい）、 日本の代理店に「くれ」というも、ダメの一点張り。 免許証もあるし、実際そっちにいくって行ってんのに。 顔見りゃどう考えても本人て確認できるだろ。責任の所在とか心配すんのは分かるけど、あまりにマニュアル通りでてんで使えねぇ。 で、結局みんなして行ってしまったと判断し、追いかけようと策略。 つーか自分だけそのコース（去年と同じなんだけど、1人バイクな分自由にロモもDVもやれるからね）廻れなかったらくやしいし。 HARLEY 883 SPORTSTERとかいう、ハーレーを借りる。 ハーレーなら絶対こういう型に乗りたいなってやつだったんでごきげんさ。 12時間で130ドル（15,000円くらい？）。 ちーと高いがノーヘル満喫できるし、こいつがないと近場でうろうろするしかないのでしゃーない。遊ぶのには金がかかるのだ（とかウソぶく）。 借りたハーレー。ハナウマベイへ向かう道。 ハナウマ・ベイ。 あらら。観光写真みたい。まいいか。 泳ぐ荷物は荷物になるのでもってない。よって泳ぎはしない。 上から眺める。DVで最大ズームするだけで水中の魚がくっきり見える。 さすが、ハナウマ・ベイ。 で、サンセット・ビーチ（ノースショア）をめざす。 結構遠いが（オアフ島の最北端。最南端がワイキキ）この道結構ロモスポット（オレ判断）あるんで楽しみにしていたのだ。 廃屋。 海沿いを走る。 バイクに乗りながらDV回したり、そこそこ器用くん。 つーか危ないことこの上なし。 サンセット・ビーチ到着。 サンセットビーチ。日本人2人組の女の子に写真を頼まれたり。 オウム写真で金とってるやつ、こんなとこにもいるんかい。 ざっと見て、これからの道を地図で調べてると1人の米人がいろいろ親切に教えてくれる。 帰り際、お互いにハブ・ア・ナイスデーと。 こういうのがいいね、普通なんだろうけど。 南下。 パイナップル畑にぽつんと。即売。 オレにしては奇跡的にも迷わずココまで来てる。 Dole Plantation。 途中結構シャワー（軽い雨、すぐやむ）あって、パイナップル畑の前方に虹どーん。 バイクで走りながらバズーカ砲担ぐ形でDVでおさめる。 撮れてるかな？（後日：撮れてなかった....） とりあえずのどからから。 砂漠のオアシス的にポツンとあるここでパイナップルジュース。 生き返るねぇ。なぜにこうもうまいのだ。 こいつがやめられないのだ。 後味のもろパイナップルが何度飲んでも感動的。 で、ちょいとくつろごうと外に出るといきなりドアを閉め始めるスタッフ。 げっ！クローズか！？ 中に入れてくれたが、午後6時クローズらしい、はええな。間一髪。 Tシャツとかちょいと速攻で買い物。 出口でもセキュリティみたいな男と、 「サンキュー」「ハブ・ア・ナイス・イブニング」とか言葉をかけあったりして、 このなにげなさがいいな。 ここからさらに南下してハイウェイH2経由、H1に辿り着けりゃワイキキは近い。 ハーレーとにかく振動がすごい。 グローブがないので75マイル（時速120km）が限界。 それ以上出すと、ハンドル握ってる手の感覚がなくなってやばい。 この状況下でもDV回しまくったんだけど、後方にレンズ向けたりとか、 録画ボタンのタイミングが難しくて（ずっと回しっぱなしってわけにいかないので）結局ハイウェイの絵は撮れてなかった。くやし。 19時ごろ着。 走行距離100マイルちょい（170kmくらいかな）。 5時間半の1人旅でした。かなり満喫で満足。 ちょうどホテルのロビーに何人かいて、メシにいくとのこと。 あ、今日朝からまともなもん何も食ってないない。オレも行く宣言。 ハーレー返そうっと。 ガス。セルフサービスは分かるんだが、わかんねぇ。 客の外国人にいく。はいはい、了解。 同じことさっきやってエラー出たのになぁ。ま、いいや。 メシ。ステーキとロブスター$18.59。 ま、可もなく不可もなく。つーか総合で不可だろどうみても。 ワイキキでは観光客料金だし、ちょいと離れて探したほうが きっとおもろいね。 実弾射撃に行くというが、前回行ってるしさして興味ないので付き添い。 その後、Linda（あ、一応人妻よ）と2人でバーに行こうと意気投合（つーか昨日も行くつもりでぽしゃったしな）。 探す。 ちょうど初日歩いてきたときによさげなバー（外からじゃ地下なのでなんもわからんのだけど直感で）があったので、そこへ向かう。 ID提示求められるも20歳お互い超えてるし、クリア。 中には日本人など1人もいない。 外国人ばっかりで超満員だ。 すげえいい雰囲気。 ボクもリンダもすぐ気に入ってしまった。 チャージが3ドルで、ビールも2ドル50、カクテルでも3ドル50と、破格の安さ。 DJもいて踊ってる人、ナンパしてる人。雑多。 天井に1ドル札。 楽しいぞ、こっちも 天井には各々が署名した1ドル札が無造作に一面張り付けてある。 とにかく雰囲気よくて楽しかった。 リンダも気に入ってくれてよかった。 日本人がまったくいないのは、こっちとしてはいいんだけど 「なんだよー日本人くんなよー」とか思ってる人もきっといんだろうなとか 思ってみたり。関係ないけど。 ちなみにリンダは台湾出身なんだけど、だんなが日本人だし、日本語もしゃべれるからきっと日本人のカップルとでも思われたんだろうな。 午前1：30ホテル着。 Liewさんいねえ。遊んでるよ（笑） さ、明日は実質最終日。ロモもっと活躍させたらなな。 日曜、郵便局休みなんだよねぇ。あらら。 2/27（日）[ハワイ4日目] 今日は早起き。 7時にモーニングコール（この手があったっての）。 1人でメシ食いにいく。 もらった朝食券はこのへん一帯のいろんなとこで使えるので物色。 壁一面が水族館とかいうとこに決めたが、 行ってみたら大したことなかった。残念。 その後、インターネットカフェに行く。 インターネットカフェの部屋から外。のんびりやねぇ。 つーかネットカフェ何件かあるんだけど、ちょくちょく通ってLiewさんとか「大変だよ〜バグ見つかっちゃったよー」とか仕事関係のメールとか見てるっぽくて ごくろうごくろう。つーかここまで来て仕事のこと考えんでいいのにねぇ。 ま、いいや人それぞれ。 で、ボクはというとこの日のために、POPメール使えて自宅のメールも受信できるWebメール探して 準備万端。lomo-mlにも投げたのだが結局ついてなかった（そりゃそーだ、登録して ないアドレスからだもん。オレがそれやってどうする）。 じいちゃんつーくらいのおっさん1人でのんびりした雰囲気。 「いくら？」とたずねると「キミ次第だ」とか言われる。 きっと10分単位くらいで使った時間だけ払うんだろう。 こっちは日曜の昼だが、日本は月曜の朝7時すぎ。 結局5ドル払う。たぶん10分1ドルとみた。 アパートの一室で最初ボク1人だけだったが、出るころには満員になっていた。 日本語入力とかできるんだけど、WindowsだしIMEだし、使い勝手がちんぷんかんぷん（ショートカットキーとかわからんし）で、ややいらいら。 アパートの一室だから、隣にゃ普通に人が住んでたりする↓ くつろぐ老夫婦。盗撮かよ。すまん。 ロモ思ったほど撮ってなかったので今日は自転車を借りて住宅街へ繰り出す。 半日で13ドル。許容範囲。 自転車も車と同じく車道を走らねばならないので一通が多いワイキキあたりでは ちと不自由だったり。 去年と違うコースをとわざと道外れたり努力したものの結局おんなじような コースを辿ってしまった。 つーか上り坂ばっかで死にそう。 盗難された車をウォンテッド。Ultra50の青！ 途中AgfaのUltra50で気合い入れてたロモのこないだ（書き忘れてるがハワイに着いた日か翌日に地面に思いっきり落として割れた部分があったのだ）落としてぐらぐらになってた部分が見事なくなっていて、青ざめる。 セロハンテープでもなんでもいいから応急処置しとけばよかったー！く。 で、20枚くらいしか撮ってなかったのにフィルム巻けなくなってて（いわゆる壊れ）なくなく途中で終了。ショック。 運がいいのか悪いのかサブロモがいたのでこの局面をどうにか切り抜ける。 託したぜ。 今回は家とか標識とか前回目新しくて撮ってたそれ系はほとんど撮ってない。 どこぞのあれじゃないけどライブ感欲しいな、人撮りてーなーってのが大前提として あったんだけどやっぱり難しいね。知らない人ばっか相手だと。 つーか住宅街、日曜ってのもあるのか人まったくいないし。 途中、どうにもこうにも汗かいてのど乾いたんでなーんてことないコンビニみたいなとこで冷たい飲み物をば。 そりゃぁもうつめたぁ〜い飲み物をぐいぐいっとな。 おっ、うまそうなカプチーノ。写真には水滴までついてる。のみてえー。 セルフサービスだったのでカップを押しつけ、ボタンを押す。 ジューッ。 ん？ 湯気。 湯気。 え？湯気！ わお、ホットやんけー！！ この炎天下でホットカプチーノをさも「あったかいもんが飲みたいんだぜ」とばかりにかっこむ。泣ける。 一応EOS55でもモノクロ1本だけ申し訳なさげに撮った。これで十分（笑） つーか持ってこなくてよかったよ、これじゃ。重いのに。 レンズも魚眼しか使ってないし。 DVの方は自転車だとあまりにひざとかがしがしあたって安定しないので 走りながら撮影はいまいちでした。 とにかく自転車とはいえ、DVカメラ、一眼レフ、レンズ2コ、ロモ2コ担いでってのはしんどかった。この旅こんなんばっか。 教会。 捨てられたレトロな冷蔵庫 ぐるーっと回って一旦ホテルへ。 まだ4時30分ごろだったのでビーチへ。 海へは入らずロモ撮りまくりの旅。 ばれたら怒られるの覚悟でノーファインダーラッシュ。 標的を決めたら近くまでまったく予想のつかない動きをとって、なにげに近づいて 標的を見ずにシャッターを切る。 かなりばれにくいが、かなり成功の確率低し（ダメやん）。 つーかよい子のみなさんはやってはいけません。 仲良く 戯れろ 後日談であるが、このノーファンダーラッシュ。ほとんどがまったくもって失敗である。ぶれとかぼけとかそういうんじゃなくておさめるべき被写体とロモの角度が合ってないとか、もっと寄らないとなにを撮りたいんだかわからないとか、そういう ムダな写真ばっかだったのである。ま、いいさ。つーかUltra50だったよ！！（泣） 5時ごろにはビーチに隣接したホテルの前に生バンドが出てきてビーチの人をも巻き込んで大盛り上がり。楽しかった。 で、午後6時ごろホテル着。 6時に全員でディナーなはずだと思ったがロビーに誰もいない。 このディナーはいままでてんでバラバラに行動していた会社の全参加者が一度くらい ちゃんと顔合わせてメシ食おうぜ〜な場なのである。 う〜ん、7時だっけか。 シャワー浴びてビールかっこんで自転車返しにいってロビーへ7時。 あれ？まだ誰もいない。 しかし誰に電話しても部屋にいないので不安。 ホテルの1Fでディナーときいていたので覗いてみるが、影形なし。 場所変更したのなら言って欲しいぞ。 最後のメシだけはみんなと一緒に食いたい一心でどうしようかと思案中に、 またまたマイペースなLiewさん現る。 で、2人でそのへんのホテルのレストランを片っ端から探す。 Liewさん的にはどーでもいいみたい。 「そんなにゴハン食べたいの？」とか言ってるし。ちゃうよ。 メシなんてどうでもいいのにな。 しかしLiewさん英語がばっちりなのでやけに頼もしいのも事実。 「20人のグループ探してんだけど」っていうだけで、中入って探したり できるし。 探して1時間は経過。 Liewさんあきらめ、「ボクゴハン食べる」と残し、消えてしまった。 1人でもうちょい探してみる。 8時30分。 さすがに見つかっても宴は終わってんだろな、な時間。 あきらめモードでホテルのロビーで待つ。 メシばかりかそのまま飲みとかにつながって帰ってこなかったら そいつはちーとたまらんぜ、なわけで。 子連れがいるので誰かしら戻ってくると判断したのだ。 と、しばらくして1人また1人と帰ってきた。 「どこ行ってたの？」とか言われるが、そいつはこっちのセリフじゃい〜！ メシ食うのもなんだかくやしくてまっとったんじゃい（笑） なんでもツアーガイドだかの掲示板に時間や場所が書かれててみんな直接そこに 集合したらしい。しらんわい。ちょいギレ。 つーか初日歩いて別行動とったためにこの説明聞きそびれたって背景あり（ってオレが悪いんか）。 ま、むかついても誰にもあたりようがないのでしぶしぶJack in the boxでハンバーガー買う。 つーか英語の品物が通じなくて、日本語メニューを出される。屈辱。 量は多くてうまいし、満足。 このあとみんなと部屋でワイワイ飲む。 あー、とうとう明日帰るのか。なんだかんだいって一瞬だったね。 2/28（月）[帰国日] 体質だから大して気にしない日常であるが、今日はかなりやばい感じで腹を壊したので1人で先にタクシーで空港へ向かうことにした。 普通のタクシーでいいのに、ホテルが用意したのはリムジン！ 25ドルとかかかるの知ってたけど、通りじゃ拾えないしな、とか素直に 乗ってしまう。体調悪いのであんまり考えなくなっている。 6〜7人は乗れるよ。 普通のタクシーだと空港まで8ドルくらいだから、あと2人でもいればいいんだけどね。 いやしかしリッチな車内だこと。 オレは何様だ どれだけリラックスできる空間だろうと禁煙じゃどこも一緒じゃ。 車内でも性懲りもなくロモやDV回しまくり。 車内から流れる景色は結構使えそうな気がする。 運ちゃんとも結構話したんだけど、7割ぐらいしか聞き取れなかった。 イエスとかばっかなアホなオレ。はずかちー。 25ドルにチップが含まれてるかわからないので気前よく1ドル札以外で最後に残っていた20ドル札1枚と10ドル札1枚を払った。 一見ムダ使いの20分間に見えるけど、撮った素材が生きてりゃ金じゃ買えないので よしとしなきゃね。 残りは1ドル札ばっかでひとけた枚数。 これなら両替しなくてすむし。 300ドル持ってって、残金11ドル。 クレジットでハーレーの130ドル。 しめて420ドルくらい使ったかな。あ、中華のまだ払ってないから450くらいか。 これは安いんだろうか、高いんだろうか。服とか買ってないしな。 ゆうべは同僚の2人部屋に17人くらい集まって2時すぎまで飲んだ。 夕飯で会えなかった人も集まっててよかった。 最後の晩。密度高し。 そういえばLiewさん、またクラブに行ってて2時半ごろ帰ってきたんだった（笑） Liewさん年齢不詳なんだけど、きくところによると40近いとか。タフ。 さて、みんながバスで空港に着くまであと1時間くらいある。 一足先に関空へ向かう1夫婦（同僚）とたまたま会う。 さ、何すっかな。ってなにもないんだけど。 やっぱりハワイはいいねぇ。次は西のハワイアン・ウォーターズ・パークへ行きたい。その夫婦が昨日行ってよかった話きいたのだ。 フライト。 13：00 到着は、2/29（火）の16：45。消える400年に一度のうるう年であった。 帰りは逆風なので8時間半かかるとかいう怪情報にめまいひとしきり。 あ、JAL内のリゾッチャ・ビンゴとかいうの突然始まって、なぜか 一番最初にビンゴになって景品もらっちゃいました。あはは。 着。 なんでも風の影響で30分遅れたとか。9時間.....つらかった。 寒い。 カツ丼食いたい。 （おしまい） 撮影記録： ■ロモ（カラー11本、モノクロ1本） ■EOS55（モノクロ1本） ■DV（60分テープ約1本半）<--つーかテープ10本も持ってって気合い入ってたんだけど（笑） ロモもあと5〜6本は撮りたかったね。 ちなみにここの画像はすべてロモによるものです（フラッシュなし）。