第一話
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企画書で悩んでいた同僚(女性)
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同僚▼ | 昔はよかったよねぇ、きっとこういうこと悩まなくて。
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オレ◆ | うん、原始ね。
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同僚▼ | 文字もなかったしね。
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オレ◆ | だいたい仕事は週3回くらいでいいっすよ
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同僚▼ | えーでも昔の人は大変だったじゃない?
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オレ◆ | あぁ、でも腹減ったなぁ。なんかとりにいくか、ってのが仕事でしょ?
遊びの延長じゃない?
オレっちんとこイノシシとれたぞ。
オレっちんとこ今日ダメだった。明日がんばろー。
このがんばろーが仕事としての始まりだったんだろうね。
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オレ◆ | いや原始はいいっすよ。
本能のまま。そのへんの男女は関係なく交わり放題。
言葉もないし。
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同僚▼ | また、そっち系なんだ(笑)
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オレ◆ | あるやつが50km先によさげな子いたべ、といえば
3日かけてそこへいってとりあえずいたして帰ってくるという。
ビューティフルワールド。
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この「ビューティフルワールド」に同僚ちょっとはまる。
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オレ▼ | 昔はいいっていっても戦国時代とかはきっついすよ。死ぬもんすぐ。
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同僚▼ | そうだよねぇ。まだ生きてるだけいいのかな。こんな悩んでても。
でも刀で切られるのはヤだよねぇ。
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オレ◆ | でもさ、鉄砲でてきたときすごいことになったと思うよ。
だって今まで見える距離で刀でシャキンと切られてたのが、
突然どこかからかなんかが飛んできて、体を突き抜けるんだもん。
びびるよね。わけわからんもん。
外出れねーよ、とかパニクったんじゃないの?
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同僚▼ | あーそっか。
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オレ◆ | ところで今ってもう人間として何百万年だか過ぎて進化が
止まってる感じじゃない。
これから数百万年でどこが進化するかなぁ。
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オレ◆ | 口かなぁ。しゃべらなくなる。ネットみたいなバーチャル空間がリアル空間に置き換わっちゃって、すぐ隣の人と会話するにも端末使って話したりして。
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同僚▼ | 耳の方がいらないんじゃ?
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オレ◆ | いや、耳はいるよ。事故にあうもん。
話せなくても事故にあわないけど。
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同僚▼ | でも、ごはん食べれないじゃーん
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オレ◆ | そっか。そりゃそーだ。口はいるな。
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オレ◆ | じゃ鼻がなくなって口だけで呼吸ってのはどう?
鼻なくてもいいかも。
ずっとポカ〜ンと口あいてんの。
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同僚▼ | 人間としてかなりやばくなるね(笑)
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同僚▼ | そうだ、足の指いらないんじゃない?
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オレ◆ | ああ、いらないわそれ。
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といろいろ考え、以下のいらない部分がでてきた。
- 足の指
- 足の指の毛(靴下や靴がなかった頃に体温調整のために
あっただろうからもう不要)
- わきげ(たしかにどこかを守るわけじゃないかもしれん。
ってこれは同僚の女性の意見なので進化したし、ってとこ
が本音だろう)
- まゆげ(まつげは目を守ってる感じあるが、まゆげはないぞ)
- 男のちくび(たしかに!不要かも)
進化した人間はこんなだ!
いまいち現実的な進化すぎるかも。
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同僚▼ | で、少子化が進むから女性のおっぱいも1つに。
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オレ◆ | ええええええ、そしたら男の手が1本になっちゃうよ。
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同僚▼ | え?なんで?
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オレ◆ | いや、ほら。(手振り付)そのためにあるようなもんじゃん
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同僚▼ | ((あきれる.....))
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同僚▼ | 歯もいらなくなるね、固いものかまなくなるし。
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オレ◆ | そうか、原始からすでに減ってきてるしね。
すると前歯が残ってりゃいいくらいか。
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オレ◆ | 指の爪もいらないよ。
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同僚▼ | いるよ、何かかいたりとか、つまんだりとか。
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オレ◆ | それは指でどうにでもなるでしょ。この爪の下って守るべきなんか
入ってないし。
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と、まぁ数百万年後の人間を想像した。
企画書かこ。どこへ?
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第二話(間髪入れず第二話へ)
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同僚▼ | そういえばさ、タバコってなくなるのかなぁ。
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オレ◆ | タバコかぁ。種族が別れるね。
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同僚▼ | 種族?
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オレ◆ | ニコチン種族と非ニコチン種族。
タバコ家系は脈々と受け継がれ、DNAレベルで進化。
で、その一派はニコチン種族。もうニコチンが染みてるからタバコは不要。
非ニコチン種族はもとからニコチンを必要としないからタバコ不要。
黒人と白人で差別があったように、この2つの種族はどっちかが差別を受けるね。
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同僚▼ | あっはっはっは。
脱力だわ〜
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-終わり-
オレ、イヒなみのイカした発想もってない?(自画自賛)
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