先週の土曜に話を戻そう。
HMVでTahiti80のミニライブだ。
割に早めに買ったおかげ(いつも国内盤は10%引きの下北レコファンなのだがたまたまHMVでコレを買ったのだった、なんでかというとミニライブの整理券がもれなくついてきたから、それを知ったのもたまたまなんだけど)で整理番号は、33番。
その後、頼まれ友達の分を買いにいくと130番台。
スクールから急いで駆けつけたが、すでに客は満員状態。
130番台の彼は、50番台のプレゼント抽選の紙切れを持っていたので
ボクが時間に間に合っていればかなりがぶりつきだったようだ。
いわゆる130番台の抽選券を持ったボク。逆転負け。
tahiti80を見る。
5曲やったよ。予想で3〜5曲かなと思ってたんでナイス。
よくあるように2人だけアコギ持ってアコースティックバージョンだ。たまにこういうイベント見て「よさげだなぁ」とか思っても大概アコースティックバージョンなのでその場限りになってしまう。
tahiti80だって何も知らずに偶然客としてそこに居合わせたら「よさげだなぁ」って思うかもしれないが全体が見えないんで「名前も知らない(まだ無名な)アコースティックな2人組」と勝手に片づけてしまうこと世の常なわけで、つまりCD買うまでにはたどり着かないだろうってことで。こういうシチュエーションは結構あるね。
ココむつかしいとこ。
その後、8月のロモナイトの打ち合わせで千駄ヶ谷へ。
この日は雨なのでいちいちかっぱ着るのがつらい。
HMV前で合羽に着替え、向かう。
どうせ迷子のボクなので前日に詳しく場所をメールで教えてもらい、意気揚々と向かったものの当然迷子は迷子でしかない。突然迷子は撤回できないのだ。
ある店があってその通りが外苑東通り、そこをまっすぐ行った左にある店。
と言われ、曲がりもしないんで楽勝かと思いきや。
そのある店へ行くのは遠回りだからある店のある通りへなんとなく出りゃいいと
思ったのがそもそも迷子の資質十二分なわけである。
ぐるぐるぐるぐる。
なんとか神宮プールに着き、携帯で居場所をみなに伝えるも進行方向の方角もわからない。それからさらにぐるぐると、目印もないところから携帯で連絡を取り合う。
青山通りへ出たり、甲州街道(四谷)へ出たり、まったくもってぐるぐる度満載である。約1時間か、やっと駅前の地図でナビをやってくれた友達のおかげで無事再会。雨で靴の中びちゃびちゃだし、まじ帰ろうかと思ったよ。
おまけに教えてもらった外苑東通りは実は外苑西通りだったというオチ付き。
そんなこんなでやたらに忙しい1週間が過ぎるわけだが、
5/25 Babybunny Lab.が満を持してオープンした。
http://www.babybunny.org/
グリーティングカードなんかも渾身の一撃で行ったら是非誰かに出したくなること間違いなし。で、そこにtype-Tってとこがあって、実はボクのredpop rechords(レッドポップ・レコーズ)ブランドのTシャツを扱ってもらっているのでした。
第一弾は、rogue Modernsシリーズの2作。
いわゆるちまたで大人気のロシアカメラLomoを凌ぐ最近の勢いめざましい「romo」である。4分割カメラでこれまた人気の高いaction samplerの数倍は上をゆく「reaction sampler」(なんたってreaction does sampling you だぜ)の2パターンのTシャツを売ってます。United Sportsというメーカーのもので、素材はヘビーウェイト、サイズは日本でいうところのMに近い(ちょい小さめだとなお良しだが実物見てないのでなんとも)。
是非この夏はromo Tシャツでlomo軍団と真っ向対決しよう!
ココでは他に、BABY A GO GO、CurriesブランドのかわいげなTシャツも扱っており、季節ごとにラインナップが変わるものと思われる。ボクの場合、売れないときっと次作れないので気に入ったら買ってください。(気に入らなければTシャツなんて買ってもしゃーないので無理にすすめません、当たり前か)
このTシャツ制作秘話なのだが、ちょっとしたお約束があってTシャツのカラーバリエーションはもともとワインレッドを指定してたんよ。ま、最大公約数的には「ちゃうやん」と思うんだけど、ボクredpop rechordsレーベルの世にリリースされる第一弾としてはそのレーベルが持つ主張をとりあえず色で示したかったわけよ。
ワインレッドなんてTシャツみんなが着るもんじゃないから売れるかどうかって賭けだったんだけど売れなくて1度っきりで消えてもま、しゃーないかなと思ってた。
ところが、デザインも終わり、発注という段階になってUnited Sportsの方から
「ワインレッドは売れないから今はもう扱ってない」
と言われたそうだ。わお。
参ったね。ワインレッドって着たいの世田谷区でオレくらいなのだろうか。
いやいや参った。
急遽、白ベースのデザインに変更(といっても色程度なのでアレだけど)
で、無事リリースにこじつけたのでした。
白なら誰でも着れそうだからね、結果的にはよかったのかもね。
なので、気に入ったら是非買ってね!
普通のアイロンプリントと違って版をおこすとかいう本格的なもんなので、
手間もかかってるし、洗濯しても結構大丈夫なんだそう。
そのへんもbabybuuy Lab.にきっちり書いてあるんで是非。
ちなみにredpop rechordsのロゴはこいつ。
あー、風邪ひいたかも。
思い出したのでまたまた時は先週の日曜日。
お台場ビッグサイト(あそこお台場か?)でデザインフェスタ。
デザインフェスタって実は初めてなんだな。バイクで首都高乗ってくと
ゆらゆらゆりかもめが異常に遅いんで異常に早く着きます。
車だとゆらゆら遅いでしょう。
それはともかく着いたら轟音。どこからやねん。
どーも音的に洋楽なんでデザインフェスタがCDとか大音量で流してんのかな?とか思ったら違って、外でライブやってんの。
ま、外なんでタダでそこまでは見れるんだけどそれが結構カッコよくてね。
ま、最近多いUK系の音なんだけど、ま、結構カッコいいんよ。
で、中に入る。ダダ!っぴろい!
もうカオスっす。わけわからん。
ノリ的にはでかいフリマな感じなんだけど、誰かが評したように文化祭的ノリはたしかに。うんうん。
いや、なんで急に初デザインフェスタ体験したかというと我らのロモヘッズ女子たちが出てたんで。lomoheads braveと名乗る6人組が当日まで徹夜して仕上げた豆本やポストカード、装飾(ロモキューブとか)
行って思ったんだけど、あれ1小間(っていうのかな)狭いんねぇ。異常に狭い。
いいとこ3人が座れるスペースしかないので6人組の勇敢な女子たちは他をうろうろしなければならない(笑)
ボクも結構うろうろしました。
すごいいい感じの似顔絵書いてくれるところがあって、みんな書いてもらってかなりよさげなので場所聞いて、さ、書いてもらおって段階まで来てたんだが、
まわりみんな女の子だし、どう考えてもオレ似顔絵書いてもらうの変だろとか急に
頭もたげてきてやめました。変でしょ?ボク男の子だもん。
なかには「緊縛します1000円」とかで縛られてる女の子がいたり、おどろおどろしー人形置いてる人がいたり、ま、いろいろわけわからん人たちのオンパレードですわ。
4:30には日本青年館(千駄ヶ谷←昨日の今日だ!(上記参照))に行けねばならず後半スピードアップして見て回ったが、1日たっぷりあればもっとゆっくり見れたのになーと心に思う。
で、間に合わないので健闘を祈りつつ4:30ちょい前に出る(おいおい)
最後に再度ライブを見たが、清志郎ばりのメイクに「シュガー」とかオレら(オレには向かってないか)に叫ぶミッチー風な芸風。曲はロケンロール。
ま、いいんだけどさマネはマネでしかないよ。んじゃ、おまえらもがんばれ。
首都高の外苑で降りるまでは、何事もなく迷子の「ま」の字も想像できない程の快調さなボクなのだが、降りて速攻右か左かの選択を迫られ、非常に困る。
標識にはしらん土地名が記載されてるし(地図持参せよ)。
で、きっと左に曲がったんだけど、きっと逆な。
で、また青山通りにでたり、くねくね。
昨日ココ通ったやーん!とか叫びつつ、信号待ちでタクシーの運ちゃんに
きいたり、いろいろやって千駄ヶ谷駅へ。
しかしここから日本青年館へ歩いていったことはあるが、道的にはないので
迷う。
そこで駅へ一旦戻っておまわりさんごくろーに聞いて事なきをえる。
迷子なキミたちへの教訓:自分で判断してはいけません。精一杯頼りなさい。
で、日本青年館ではスクールの人らのステージ。
ま、自分が逆の立場だったらこうやって客として見に来てくれる人を作らないと成り立たないわけで、特別行きたい!見たい!なわけではないが、これも世のルールと申しましょうか。まかれましょう時には。
ところがこの1週間の壮絶な疲れが出たのか速攻寝てしまい、いつの間にか一段落の休憩タイム。で、改めてタイムテーブルを見ると一応お目当てだった詞と曲を提供した2人のステージは、4:30から5:00の間に終わっていた(つまりボクが首都高でこっちへ向かっている間に歌われていたのだ)ので、あと1時間いてもなぁ、とか思い、3000円もったいねーとか思いながら、千駄ヶ谷を後にする。
明治通りを間違いなく曲がれたので今日迷子になることはもうなかった。
で、その2人のことなんだけど先行発売で会場で売ってて「REWATER」っていうアルバム。スクールの生徒や先生(このへんよくわからんのだけど)で将来性たかげないわゆるいい感じの連中が厳選に厳選され収録されてるやつ。
で、自分の詞や曲がどう表現されてるかって聞きたいんで買って即聞いたんだけど、
みなさんご存じの「Please Place Me」
コレ、サイコー!!!
めっちゃかっちょいいい!!!!
ノナカヒデタツっていういわゆる先生(といっても年下かも)が歌っててミシェルのちばみたいでカッコいいって誰かいってたんだけど、もうとにかくかっこいいの。
自分の曲なのに自分よりも断然カッコよく歌ってることにかなりガツンとやられる。
ボクのアレンジはトランペットとか入っててもうちょいポップなんだけど、
スピード感というかサビの盛り上げ方とか「なるほどなー」って思う。
もっと精進せねば。
もう1曲「Happy*day」(*が大事な(笑))
これは詞だけ提供したんだけど、現役高校生の2人組がかなり原曲ぶっ壊してて
おもろい仕上がり。アレンジはもろビートルズ風。
ま、このシリーズ3弾目なんだけど一番いい気がする。
今までのは「歌うまい人」が歌をうまく歌ってるってだけな感じが強くしたんだけど、今回のはめちゃくちゃなのは結構めちゃくちゃで、でもかっこいい、と。
で、テクとか云々より結局こっちが正解ってのも分かってるから(もちろんテクがあるのが前提で成り立ってんだけどね)うん、よかったよ。
早くオレもこいつに参加できるくらいにならんとな。
毎回、詞と曲提供じゃ裏方さんじゃん(笑)
でも毎回詞とか採用されるのもかなりすごいみたいでそういう意味では評価されてんだけどね。とはいえ、そこで終わっちゃアレだしね。
以上。